NHKは3日、再来年の大河ドラマのタイトルは『花(はな)燃(も)ゆ』、主演は女優の井上真央が務めることを発表した。舞台は、幕末から明治維新にかけての長州藩。連続テレビ小説『おひさま』(2011年)以来の同局ドラマ出演で、大河ドラマは初出演で初主演の井上は「歴女ではないので、歴史に疎い部分もありますが、今の時代にも少なからず影響を与えている時代。勉強しなければならないこともたくさんありますが、いろんな責任をもって臨みたい」と意気込んだ。 井上が演じるのは、吉田松陰の妹で、杉家の四女の文(ふみ)。松下村塾に集まった塾生たちに可愛がられ、久坂玄瑞に嫁ぐも、6年ほどで久坂を禁門の変で失くしてしまう。その後、毛利家に仕え、嗣子元昭の守役を務め、幕末の動乱を乗り越えていく。その後、美和子と名を変え、亡き姉の夫であった群馬県令・楫取素彦(かとりもとひこ)の妻となり、群馬の産業・教育の近代化に寄与した楫取を支えていく。
2013/12/03