女優の剛力彩芽が9日、都内で行われた映画『清須会議』（三谷幸喜監督）の初日舞台あいさつに登場。三谷組初出演で、役所広司ら豪華共演者たちと壇上に並んだ剛力は満員の会場を眺めると感極まり涙を流して初日を喜んだ。

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　壇上には役所、剛力のほか、小日向文世、佐藤浩市、妻夫木聡、浅野忠信、寺島進、でんでん、鈴木京香、中谷美紀といったそうそうたるメンツがズラリと勢ぞろい。

　恐縮そうにマイクを手にした剛力は「ここで皆さんがお話させていただいて、初日を迎えられたんだなと」と感慨深げ。「三谷監督の作品に参加させていただいて、こんなに豪華なキャストの方たちと共演させていただいて、こんなたくさんの方たちに観に来てもらえて本当に幸せ」と喜び、しばらく溢れる涙を止められずにいた。

　剛力の突然の感涙に隣にいた三谷監督は困惑。大泉洋から「（剛力の体を）触ったの？」といじられるとタジタジとなり「一緒に暮らそうか？」と必死の返しで場を和ませ、そっとポケットからハンカチを取り出して剛力に手渡していた。

　同作は、戦国大名・織田信長亡き後、その覇権をめぐり羽柴秀吉、柴田勝家ら織田家重鎮らで話し合いが行われた清須会議を舞台に、おかしくも愛おしい人間喜劇を繰り広げる歴史エンターテインメント。