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人気シリーズ『SPEC』完結編の前編『劇場版 SPEC〜結〜 漸ノ篇』(11月1日公開)と、前作『劇場版 SPEC〜天〜』(2012年)を連続上映するイベントが、10月31日から11月1日にかけて日付をまたいで開催された。上映の合間に行われたトークショーには、『SPEC』の生みの親である堤幸彦監督、植田博樹プロデューサー、今井夏木プロデューサーが登壇。作品の制作秘話など、深夜イベントならではの本音が炸裂するトークでおもしろおかしく会場を盛り上げた。 まずは、同シリーズの個性豊かなキャラクターや小道具の制作秘話から始まったが、植田プロデューサーが話すエピソードをすっかり忘れてしまっていた堤監督は、自ら「私のSPEC(特殊能力)は忘れること」と自虐トーク。そんな堤監督を、今井プロデューサーは「堤監督は、(作品の尺がきびしくても)お気に入りのギャグは必ず入れるのに、謎の部分はカットする」と責める。さらに植田プロデューサーは、同シリーズのキャラクターのSPECが某人気コミックのパクリとたたかれていることや、新しいキャラクターは別の人気コミックの濃いキャラクターを参考にしたことなどを自ら赤裸々に語り、ギリギリの危ういトークが観客を惹きつけた。

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  • SPEC祭の法被を着て登壇した堤幸彦監督
  • 左から今井夏木プロデューサー、堤幸彦監督、植田博樹プロデューサー

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