女優の堀北真希、俳優の松田龍平が28日、都内で行われた映画『麦子さんと』（12月21日公開）の舞台あいさつに出席した。劇中で、初共演の堀北と兄妹役を演じた松田は、彼女の印象を聞かれ「テキパキ進行していって、しっかりしてるなと思いました。イメ−ジと違いましたね」と明かし、「すごくかわいい妹だなと。（実際に妹だったら）うれしいでしょうね」とご満悦だった。

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　さらに松田は「（堀北は）すごく面白くて雰囲気が明るくてかわいらしい感じだけど、現場だと静かであんまりしゃべらない。その感じが面白い」と舞台裏の素顔を告白。堀北はただただ照れ笑いを浮かべた。

　一方、堀北は「（松田は）すごく寡黙な方のイメージがあったので緊張しました」と当初の印象を明かしつつ、日数を重ねるごとに「本当はおしゃべりな方なんですよ」。撮影現場では「寝てる時も起こしにきておしゃべりしてた。私が集中してるのをわかってても話しかけてくる」と振り返っていた。

　二人の掛け合いを微笑ましく眺めていた吉田恵輔監督は、「梅ちゃん先生（堀北）とミズタク（松田：『あまちゃん』の役柄）が兄妹という。二人にやっていただいて、感謝しかない」と太鼓判。堀北は、思い出したように「朝ドラの話もしましたよね？」と話題を振るも、松田は「そうでしたっけ？」と忘れており、堀北は残念そうな表情を浮かべていた。