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堀北主演『ミス・パイロット』、航空ドラマの裏側調査

 女優の堀北真希が女性パイロット候補生役で主演するフジテレビ系ドラマ『ミス・パイロット』(毎週火曜 後9:00)。15日に第1話が放送され、番組平均視聴率15.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と好スタートを切った。今作では、ANAの全面協力を受け、見ごたえのある飛行シーンはもちろん、普段はカメラが入れない場所での撮影も予定されている。第1話はどこまでリアルなのか、撮影の裏側を探ってみた。

【1】ANAの訓練センター内にあるシミュレーターを使って撮影された=『ミス・パイロット』第1話より

【1】ANAの訓練センター内にあるシミュレーターを使って撮影された=『ミス・パイロット』第1話より

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【1】採用試験の際使用していたシミュレーターは“リアル”

 堀北扮する主人公・手塚晴が、採用試験の際に使用したシミュレーターは、実際のANAの訓練センター内にあるもの。普段はなかなか見ることができない場所だ。パイロットたちが実際にどのような環境で操縦スキルを維持・向上させているのかを見られるのも面白い。ドラマとしては、就職先が見つからず悩んでいた主人公が、シミュレーターで空を飛ぶ不思議な感覚を初体験し、思わず涙。パイロットになりたいという思いを強く持つ重要な場面だっただけに、“ホンモノ”の説得力のある映像が感動を誘った。

【2】AMC(エアポートマネジメントセンター)は“セット”

 若手パイロットの国木田(斎藤工)が女性グランドスタッフを食事に誘っていた場所は、AMC(エアポートマネジメントセンター)といって、羽田空港を離発着する飛行機の運航を管理する場所。実際の業務の妨げになるので、このシーンはANAのオフィスの一角にそっくり再現して撮影が行われた。

【3】機体整備工場は“リアル”

 入社式後、晴たち訓練生が、教官の国木田に連れられて見学にやってきた機体整備工場。実は小学生以上であれば、事前予約により誰でも工場見学が可能。見学の際には、ヘルメットを着用するなどいくつかのルールはあるが、晴たち訓練生が旅客機のスケールに感動し、空への憧れに胸踊らせた光景を体感できる。

 『ミス・パイロット』では、今後も空港関連施設やアメリカロケなど、見ごたえのある映像が続々登場予定。航空ファンならずとも期待が高まる。今夜放送の第2話は――ANAのパイロット採用試験に合格した晴は、同じチームとなった小田千里(相武紗季)、岸井泰治(間宮祥太朗)、小鳥翔(小柳友)、山田一男(藤井流星)、諸星麻也(庄野崎謙)らとともにパイロット寮に入り、訓練生としての生活をスタートさせる。まず地上訓練に臨んだ晴たちは、グランドスタッフの制服に研修生のバッチを付けて羽田空港のフロアへ。さまざまな利用客への対応に悪戦苦闘する。

 【ANA機体工場見学インターネット予約】http://www.ana.co.jp/cp/kengaku/tours.html

関連写真

  • 【1】ANAの訓練センター内にあるシミュレーターを使って撮影された=『ミス・パイロット』第1話より
  • 【2】AMC(エアポートマネジメントセンター)上がセットで撮影された場面写真=『ミス・パイロット』第1話より、下が実際のAMC
  • 【3】事前予約すれば機体工場見学ができます
  • 【1】ANAの訓練センター内にあるシミュレーター
  • 【2】羽田空港を離発着する飛行機の運航を管理するAMC(エアポートマネジメントセンター)を忠実に再現したセットで撮影されたシーン
  • 【3】入社後、訓練生たちが機体整備工場を訪れたシーン=『ミス・パイロット』第1話より

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