28日の最終回まで残りわずかとなったNHK連続テレビ小説『あまちゃん』（月〜土　前8：00　総合ほか）の脚本家・宮藤官九郎がMCを務める、深夜の生番組『おやすみ日本 眠いいね！』の第6弾が21日、NHK総合で放送される。今回は“眠れない声”だけでなく、『あまちゃん』に関する声も募集。宮藤は「今回は『あまちゃん』最終週直前ということで、『あのシーンがよかった』とか、『あのシーンはイマイチだった』とか、『あの人は誰だったのか』などの感想・質問もホームページから送っていただければと思います」と呼びかける。内容次第で、ドラマ出演者に生電話する可能性もあるという。

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　2012年1月のスタート以来、お正月や大型連休の最終日など、季節の変わり目に放送されてきた同番組が追求し続けているのは、“眠くなってもらう”こと。不安や憂鬱で眠れない夜を過ごす視聴者の“眠れない声”を番組ホームページで募集し、出演者が耳を傾け、テンション低めのトークを繰り広げる。ゲストが演奏する「眠いい音楽」や女優・市原悦子による「眠いい昔話」など、ユニークな企画も展開してきた。

　前回は、『あまちゃん』の初回放送前夜（3月31日深夜）に放送され、能年玲奈や橋本愛による“ウニの数え唄”などでコラボレーション。今回は、「『あまちゃん』の執筆が終わって抜け殻のような状態なので、最近はいくらでも寝られます」という宮藤のほかに、進行役の又吉直樹（ピース）、音楽ゲストの森山良子、そして、ドラマ出演中の片桐はいりが出演。スタジオで岩手県の郷土料理「まめぶ汁」を味わったり、東京・六本木から中継をつないで『あまちゃん』にちょっぴり登場したトルコ料理「ケバブ」を紹介したり、『あまちゃん』の話題にもゆるやかに触れていく予定だ。

　今回は21日午後11時30分より、宮藤と又吉による“生予告”を30分にわたって放送。その後、『着信御礼！ケータイ大喜利』『オンバト＋』の2番組をはさんで、深夜1時20分から本編の生放送をスタートさせる。もちろん、今回も視聴者からの「眠いいね！」が目標値に届くまで番組が終わらない“終了時間未定”。視聴者は眠くなったらリモコンのdボタンなどを使って「眠いいね！ボタン」を押し、意思表示する。

　【公式HP】http://wwww.nhk.or.jp/oyasumi/