歌手で俳優の福山雅治が、1990年の歌手デビュー以来の夢だった『徹子の部屋』（テレビ朝日系）に初出演することが16日、わかった。“初”とは意外だが、黒柳は「こちらからは何度も出演をお願いしたのに…」と出演を断られてきた裏話を暴露。「それは事務所の問題ですね」と福山も苦笑い。さらに、同番組に出られなかった事情がもう一つ。「あなたは下ネタがお上手だから、昼間の番組にはふさわしくないんじゃないか…」という黒柳に、さすがの福山もタジタジだった。

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　福山にはデビュー当時、芸能界でかなえたい夢が3つあったという。それはラジオ番組『オールナイトニッポン』のパーソナリティを担当すること、『笑っていいとも！』（フジテレビ系）のテレフォンショッキングに出演すること、最後に残った1つが『徹子の部屋』に出演することだった。

　今回は『出張！徹子の部屋』として、黒柳がスタジオを飛び出し、レコーディング中の福山を訪問。アコースティックギターやエレキギターなどの楽器が並ぶスタジオで黒柳は、番組テーマ曲をギターで演奏して、と福山におねだり。いきなりのムチャぶりに驚きながらも、テーマ曲が録音されたテープをラジカセで再生しながら、ギターのコードを確認する福山。いざ、黒柳が「ラララ」とコーラスで加わり、これまでにないオープニング曲を完成させると、黒柳は「私、この曲歌ったの初めて！」と大喜び。福山も「僕も初めてですよ」と笑った。

　トーク内容も盛りだくさん。ミュージシャン、俳優、そしてカメラマンとして多彩な顔を持つ福山に、黒柳がズバズバ斬りこんでいく。これまでの主なヒット曲をVTRで振り返るパートでは、なぜか福山の理想の女性について盛り上がった。今では元気で明るい人が理想という福山だが、若い頃はそうではなかったとか。失恋も経験したという福山がかつて追い求めた女性像とは？さらに、ライブでは下着をつけないことで知られる福山だが、そのきっかけや「ノーパン・チャック全開」事件なども話題にする。

　福山は「いやー、本当にすごく話しやすくて楽しかったです」と満足げ。「写真を何枚も撮らせていただきましたが、ファインダーから覗く黒柳さんは完全に少女なんですよ。いや、もちろん目の前にいる黒柳さんも少女なんですけど。（黒柳の頭から取り出した）アメをいただけたのは感激です。これは一生の思い出ですね」と喜びをかみしめた。

　黒柳も「私も福山さんに少年のような印象を持ちました。アメだってそういう少年のような人にしかあげない、と決めていましたから。放送が本当に楽しみです」と話した。

　この模様は『出張！徹子の部屋パート6　夢トーク豪華4本勝負　お宝映像も大放出スペシャル』（9月25日、後7：00〜9：48※一部地域は放送時間が異なる）で放送される。