小説家の福井晴敏氏が27日、都内で原作・脚本を担当した映画『人類資金』(10月19日公開)完成報告会見に出席。経済をテーマにした同作にちなみ、福井氏は「どうしても企画を進めるのが大変で、もう少し早く『半沢直樹』が流行っていればよかった」と笑わせると、「『半沢直樹』原作の池井戸(潤)さんは、江戸川乱歩賞の同期なので、この映画で“倍返し”したいです」と意気込んでいた。
同作は、第二次世界大戦中に、日本軍がアジア全域から集め隠匿したとされる“M資金”を巡る国際的なマネーゲームを描く、サスペンス超大作。阪本順治監督が長年温めていたテーマを題材に、デビュー前の習作で“M資金”を描いていた福井氏が原作を担当し、『亡国のイージス』以来の再タッグを組んでいる。
福井氏は「10時間分くらいある原作を、2時間まで短くするのが大変だった」と苦労したことを明かし「無謀な行いでした」と苦笑。それを聞いた阪本監督は「私は、福井さんが切ったつもりのものをさらに短くするのが大変でした」と返し、「それでも、原作者自ら小説と映画は違っていいという意識を持っていてくれたので、助かりました」と感謝していた。
会見にはそのほか、森山未來、佐藤浩市、仲代達矢が出席した。
同作は、第二次世界大戦中に、日本軍がアジア全域から集め隠匿したとされる“M資金”を巡る国際的なマネーゲームを描く、サスペンス超大作。阪本順治監督が長年温めていたテーマを題材に、デビュー前の習作で“M資金”を描いていた福井氏が原作を担当し、『亡国のイージス』以来の再タッグを組んでいる。
福井氏は「10時間分くらいある原作を、2時間まで短くするのが大変だった」と苦労したことを明かし「無謀な行いでした」と苦笑。それを聞いた阪本監督は「私は、福井さんが切ったつもりのものをさらに短くするのが大変でした」と返し、「それでも、原作者自ら小説と映画は違っていいという意識を持っていてくれたので、助かりました」と感謝していた。
会見にはそのほか、森山未來、佐藤浩市、仲代達矢が出席した。
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2013/08/27