天台宗の尼僧で小説家の瀬戸内寂聴氏（91）が30日放送のTBS系『ぴったんこカン･カン』（毎週金曜　後7：56）に初出演する。瀬戸内氏が、どうしても会いたい人の一人が同番組の司会を務める安住紳一郎アナウンサーで、「実際にお会いした印象はとても感じのイイ方でした。イイ男だし、すごく素敵なのに、どうして結婚しないのかしら？　彼は絶対に何かを隠しているわね」と心の奥底をのぞきこむような笑顔を向けた。

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　毎回ゲストを招き、日本全国の絶品グルメ＆穴場スポットを巡り、そこで起きたハプニングをクイズとして出題。番組史上最高齢となる瀬戸内氏と安住アナは、行く先々で現れるゲストの悩み相談を受け、煩悩を解いて幸せになる旅を繰り広げる。

　瀬戸内氏を思いやるやさしい安住アナの姿、それを受ける乙女のように可愛いらしい瀬戸内氏の姿も幾度となく見られるが、旅が進むにつれ安住アナが毒舌を吐くひと面も…。瀬戸内氏自身の体験を描いた私小説が原作の映画『夏の終り』（熊切和嘉監督、8月31日公開）の秘話も語られる。