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海堂尊原作チーム・バチスタシリーズの田口&白鳥、来年1月連ドラで復活第4弾

 人気作家・海堂尊氏原作の医療ミステリー『螺鈿迷宮(らでんめいきゅう)』(角川書店)が、来年1月期に関西テレビ・フジテレビ系火曜午後10時枠で連続ドラマ化されることが19日、わかった。俳優・伊藤淳史演じる“人のいい心療内科医”田口公平と、仲村トオル演じる“厚生労働省の変人官僚”白鳥圭輔、キャストもそのままに帰ってくる。今回の舞台となる病院の院長・桜宮巌雄役で柳葉敏郎の出演も決定している。

チーム・バチスタシリーズの田口・白鳥コンビが活躍する『螺鈿迷宮』が来年1月連続ドラマ化 出演の(左から)柳葉敏郎、伊藤淳史、仲村トオル(C)関西テレビ

チーム・バチスタシリーズの田口・白鳥コンビが活躍する『螺鈿迷宮』が来年1月連続ドラマ化 出演の(左から)柳葉敏郎、伊藤淳史、仲村トオル(C)関西テレビ

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 伊藤&中村のコンビは、2008年10月に同局系の『チーム・バチスタの栄光』で初タッグを組み、1年後に『ナイチンゲールの沈黙』を単発ドラマで放送。2010年4月に連ドラ第2弾『チーム・バチスタ2 ジェネラル・ルージュの凱旋』とその続編が2011年正月に単発ドラマとなり、2011年7月には連ドラ第3弾『チーム・バチスタ3 アリアドネの弾丸』が放送された。

 これまで、心臓外科、救命救急センター、法医学など、ミステリーでありながらも現代医療の問題点を描いてきたが、今回の舞台は終末期医療(回復の見込みのない患者の痛みを緩和し積極的延命治療を中心とせず、患者のQOL(生活の質)を高めることを尊重する医療のこと)。終末期医療を主とした地方病院「碧翠院(へきすいいん)」を営む桜宮一族の謎に田口&白鳥コンビが迫る。

 早くも今月よりクランクインし、撮影は進行中。伊藤は「前作から2年ほど経っていますが、今回も変わらない田口先生をお届けできるよう、いろいろと考えながら挑戦しています。シリーズの集大成といえる医療ミステリー。最高のものが出来るよう、この夏は全力で頑張ります」。仲村も「最初の連ドラから6年くらいの時間が経っていますから、白鳥も僕自身も、いろいろな意味でさらに成長していなければ、と思っています」とそれぞれ心に期すものがある。

 シリーズを重ねたドラマチームに「一石を投じる存在になれれば」と意気込む柳葉は「伊藤さんとはこの1、2年で立て続けに共演していますので、飽きられないように頑張りたいと思います(笑)。仲村さんとは最初共演した時は独身で、そして結婚をして、お互い子供が生まれ、お互いが男として人間として一つ一つの段階を踏むごとに仕事をご一緒していますね。そういうところも確かめ合いながら頑張りたい」と話している。

 伊藤・仲村・柳葉が初めて共演するシーンでは、仲村が白衣姿を披露。あの白鳥が厚労省をやめて医者に転身したのかと思わせるシーンもあれば、すっかりおなじみとなった田口&白鳥コンビのやり取りはもちろん、柳葉との鬼気迫るやり取りにも今から期待がかかる。

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