俳優の森山未來と女優の尾野真千子が24日、京都・東映太秦映画村で撮影中のNHKドラマ『夫婦善哉』(8月24日スタート、毎週土曜 後9:00、全4回)について会見した。4月16日にクランクインした同作の撮影も法善寺横丁を再現したオープンセットでのシーンを残すのみ。あいにくの雨模様にも森山は「まぁそんな風情もね、ありつつ…撮影楽しませてもらっています」と余裕を見せた。
同作は、ダメな夫・柳吉としっかり者の妻・蝶子が、貧しく挫折続きでも、愛情と機転で乗り切っていく人情喜劇。大阪が生んだ文豪“オダサク”こと織田作之助(1913〜1947年)の代表作に、映像化されていない『続夫婦善哉』(2007年に鹿児島で発見された未発表原稿)の物語を入れ込み、新解釈でドラマ化する。
化粧品問屋の跡取りでありながら放蕩の限りを尽くし、人に頼ってばかりの維康(これやす)柳吉を演じながら、森山は「今の日本にはない豊かさ、金銭的なことではなく、心持ちや人との関わり方の豊かさ、その温かみを日々感じています」。
苦労しても柳吉を愛し続ける蝶子を演じる尾野は「今の時代でも、蝶子と柳吉のような生き方、愛し方があってもいいんじゃないか。これだけ人を愛せるってことが、どれだけ大切なのかを分かってもらえたらいいなと思います」と話していた。
同作は、ダメな夫・柳吉としっかり者の妻・蝶子が、貧しく挫折続きでも、愛情と機転で乗り切っていく人情喜劇。大阪が生んだ文豪“オダサク”こと織田作之助(1913〜1947年)の代表作に、映像化されていない『続夫婦善哉』(2007年に鹿児島で発見された未発表原稿)の物語を入れ込み、新解釈でドラマ化する。
化粧品問屋の跡取りでありながら放蕩の限りを尽くし、人に頼ってばかりの維康(これやす)柳吉を演じながら、森山は「今の日本にはない豊かさ、金銭的なことではなく、心持ちや人との関わり方の豊かさ、その温かみを日々感じています」。
苦労しても柳吉を愛し続ける蝶子を演じる尾野は「今の時代でも、蝶子と柳吉のような生き方、愛し方があってもいいんじゃないか。これだけ人を愛せるってことが、どれだけ大切なのかを分かってもらえたらいいなと思います」と話していた。
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2013/06/21