6月に解散する人気ユニット・FUNKY MONKEY BABYSが、5月24日放送のテレビ朝日系『ミュージックステーション』で最後のテレビ出演を果たすことが16日、わかった。解散直前の生出演で、メンバーは何を語り、どんなパフォーマンスを見せるのか、注目が集まる。

　6月1・2日の東京ドーム公演をもってグループとしての活動を終えるファンモンが、「Mステ」でテレビでのラストステージを飾る。

　昨年11月に解散を発表した当初、全国ツアー最終日の3月31日に解散を予定していたため、昨年末の『ミュージックステーション　スーパーライブ2012』が同番組ラスト出演と思われていた。その後、ファンからの熱い要望を受けて東京ドーム公演が決まり、今回再び「Mステ」への出演が実現した。

　ファンモンにとって、「Mステ」とは浅からぬ縁を持つ。初出演は2007年2月2日。まだ無名に近かった彼らを当時のプロデューサーが大抜てきし、その期待に応えるかのようにファンキー加藤、モン吉、DJケミカルが「Lovin'Life」を熱唱。

　この時、ただ踊り続けていたケミカルを見て、司会のタモリが「この曲、DJはあんまり関係ないんだね」とポツリ。オンエア後、番組には視聴者から「ケミカルは何者！？」と問い合わせが殺到し、3週後の2月23日にファンモン特集のVTRが紹介され、テレビでは見られないケミカルな真剣なDJプレイが放送された。

　以降、「Mステ」お馴染みのアーティストとして計20回出演。紅白歌合戦には昨年まで3回連続で出場するなど、人気ユニットとしての地位を確立し、多くのファンを魅了してきた。

　同番組の伊東寛晃ゼネラルプロデューサーは「もう一度、Mステに出演してくれる彼らに感謝します。彼らほど、熱く気持ちで観ている者の魂を揺さぶるアーティストはなかなかいません。テレビでのラストステージ、最後の言葉、ケミカルのキレキレパフォーマンス…全てが見逃せません！」と力を込めている。