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田辺誠一、47年ぶり『ウルトラQ』続編ドラマに主演 怪奇現象に挑む

 俳優・田辺誠一がWOWOWの連続ドラマ『ネオ・ウルトラQ』(来年1月スタート)に主演することが19日、わかった。1966年1月からTBS系で放送された日本の特撮ドラマの金字塔『ウルトラQ』が、47年の時を経て製作される“セカンドシーズン”。田辺は心理カウンセラーの南風原仁(はいばら・じん)を演じる。

来年1月スタートのドラマ『ネオ・ウルトラQ』に出演する(写真左より)尾上寛之、田辺誠一高梨臨(c)2013 円谷プロ・WOWOW

来年1月スタートのドラマ『ネオ・ウルトラQ』に出演する(写真左より)尾上寛之、田辺誠一高梨臨(c)2013 円谷プロ・WOWOW

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 南風原と共に不可解な出来事に引き寄せられるトラベルカルチャー誌のライター、渡良瀬絵美子役に女優の高梨臨、バー「トビラ」のマスター白山正平役に尾上寛之が出演。境遇も考え方もまったく異なるこの3人が、人知を超えた“力”に向き合っていく。

 前作の『ウルトラQ』は1話完結で28本のエピソードが制作された。当時、日本でも人気のあった米国のSF空想ドラマ『アウター・リミッツ』や『トワイライト・ゾーン』を下敷きにし、日常生活におけるさまざまなバランスが崩れた時に起こる異変や怪事件を、特撮技術を駆使して描いた。同作に登場する怪獣や星人といったキャラクター造型、近未来的なメカニカル・プロップ(小道具)は、後のウルトラシリーズの基礎となっていく。また、さまざまな怪異現象を通して環境破壊や人間性の喪失など、現実社会の闇に鋭く切り込んだ作品でもあった。

 『ネオ・ウルトラQ』では、人間に危害を加えず、黙々と歩き続ける“ニルワニエ”、洗濯が得意でクリーニング店を経営する“ブレザレン”、自らの星と地球とでビジネスを行う“ヴァルカヌス星人”、少女に恋する怪獣“ファルマガン”など、さまざまな怪獣・宇宙人による怪奇現象が再び地球を襲う。演出には、映画監督の石井岳龍、中井庸友、入江悠、田口清隆らが参加。現代の世界が抱える闇を全12話のオムニバス構成で描く。

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