織田裕二主演の人気シリーズ『踊る大捜査線』の劇場版公開の度に放送されてきた、スピンオフドラマ『深夜も踊る大捜査線』シリーズが、完結編公開に先がけ9月3日（月）〜6日（木）の4夜連続（深夜0：45〜55／フジテレビ　※関東ローカル）で放送されることが17日、わかった。過去作品では、湾岸署の神田署長率いるスリーアミーゴスをメインとしてきたが、今回は寺島進演じるSITの木島丈一郎が主役となり、爆発物処理班班長・眉田克重（松重豊）、SATの草壁中（高杉亘）の3人で展開する。

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　これまでに劇場版3作に合わせ放送されてきた『深夜も〜』は、1998年10月12日〜16日放送の平均視聴率は3.5％。以降、シリーズ2作目は5.3％、3作目はさらに数字を上げ5.5％と、深夜帯かつ10分のショートドラマでは異例の高視聴率をマーク。本編同様の“スリアミ”の世界観が支持されてきた。

　最後の『深夜も踊る』シリーズで主演を飾る寺島は「本当に脚本が面白いから、この4話で、もしかしたら映画を抜いちゃうかもしれないよ？」と余裕のコメント。「ドキドキときめく感じもするし、緊迫感もある。それから深夜ドラマでやるのがもったいないくらい」と自信たっぷりの完成度で、「ゴールデンタイムじゃ流せないような危険なシーンもあるからお楽しみに！」と、アピールしている。

　物語は木島（寺島）と“無事”に結婚していた妻・美津子（森口瑤子）がおかみを務める小料理屋「笹美（ささよし）」。2人の結婚6周年を祝うパーティーが行われ、それにかこつけて爆処理のメンバーは婦警らが合コンを楽しむなど、賑やかな雰囲気のなか“不幸を運ぶ”宅配業者・カエル急便から一箱のダンボールが届けられる…。木島、眉田、草壁が、それぞれの想いを胸に抱えながら最後の難事件に挑む。

　映画『踊る大捜査線 THE MOVIE FINAL 新たなる希望』は9月7日より全国公開。公開初日に向け、8月27日からはケータイ専用局「NOTTV」にて、劇場版の2ヶ月前の出来事を描いた『係長 青島俊作2　事件はまたまた取調室で起きている！』、9月1日にはその1ヶ月後を描いたSPドラマ『踊る大捜査線 THE LAST TV　サラリーマン刑事と最後の難事件』を放送。そして今回の『深夜も踊る大捜査線 THE FINAL』と、国民的人気作の“ファイナル”にふさわしいプログラムが用意されている。

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