少年隊の東山紀之が8日、都内で行われた関ジャニ∞主演映画『エイトレンジャー』（堤幸彦監督）の完成披露舞台あいさつに出席した。女性ファンから「かわいいー！」と黄色い歓声で迎えられた7人を横目に、東山は「関ジャニがこんなに『かわいい、かわいい』って言われてると思ってなかった」と、後輩グループの意外なキャラ立ちに仰天。「僕はSexy Zoneのほうがかわいいと思いますけどね」と冷静に突っ込み、関ジャニメンバーは「そこは比べないでくださいよ〜」とタジタジだった。

　関ジャニ∞が各地のコンサートで披露してきた戦隊パロディー『エイトレンジャー』を映画化した本作で、初の悪役を演じる東山は「正直、『エイトレンジャー』を知らなくてですね」とあっさり。「戦隊物のふざけた若者を僕と舘ひろしさんで倒して、最終的に僕がベッキーさんと結ばれるという…」と勝手な解釈を明かし、関ジャニメンバーから「都合良すぎませんか!?」とブーイングを浴びた。

　パロディー寸劇の本格映画化に、横山裕は「ただビックリ。豪華出演者の方に出ていただいて感謝です」と感激し、役者人生初の被り物を身に付け正義のヒーローを演じた舘にも「出番の9割が口しか見えてないのに…。それでもあの存在感、勉強することがいっぱいです」と感化。自身と正反対の“全く笑わない”刑事役を務めるベッキーは「一秒も笑っておりません。真顔ばかりで私を嫌いになるかもしれませんが、いつもと違う。新しい私を観ていただければ」とアピールした。

　舞台あいさつにはほかに舘、蓮佛美沙子、堤監督が出席。映画『エイトレンジャー』は7月28日（土）より全国公開。