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玉木宏、「金曜ロードSHOW!」初のドラマ主演

 俳優の玉木宏が、4月からリニューアルスタートした日本テレビ系「金曜ロードSHOW!」枠の特別ドラマ企画第1弾『ファミリー・コンプレックス(仮)』に主演することが21日、わかった。玉木は、依頼人のニーズに合わせて理想の家族を“提供"する人材派遣会社の社長を演じる。このほど都内でクランクインした玉木は「金曜のあの枠で出させてもらうことはすごく光栄。何ごとも一番にやらせてもらえるのがいいので、成功させたい」と意気込み。「脚本の面白さを伝えられるよう、日々頑張っていいものにしていけたら」と語った。

主演を務める玉木宏

主演を務める玉木宏

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 東大出身の山室修司(玉木)は、自分の可能性を試すべく6年務めた証券会社を退社し、ベンチャー企業・ファミリーロマンス社を立ち上げる。一般家庭に社員を“家族”として送り込み、冠婚葬祭の代理出席から友人、恋人までさまざまな人間を“お貸し”する仕事を通じて、刺激的で悲喜こもごもな人間模様を描く。

 台本を受け取った玉木は「ありそうでなかった話ですごく面白そう」と気に入ったようで「この時代、こういう会社も需要あるのかなと思いながら読んでました」。役のなかで、さらに別の役を演じることについては「ごちゃごちゃになりますよね」と笑いながらも「考えすぎるとあざとく見えてしまうので、状況に応じて自然に変わることを信じながらやっていきます」と気合いを入れた。

 山室の部下として働く女性・小橋紅子を演じる田中麗奈は「今までに見たことのない家族のあり方を表していて、『どんなふうになるかわからない』と想像を掻き立てられる」と、斬新な設定の脚本にワクワク。近年共演が多いという玉木には「お芝居をやりながらヒントや材料をくださる方なので、今回も頼りにさせていただきたいです」と甘えていた。

 脚本を手掛けるのは、本作の企画発案者でもある劇作家・鴻上尚史。テレビドラマの脚本に初めて挑む鴻上氏は「『家族とは何か』を深刻にならず、けれど深く楽しく描いたつもりです。笑って見ながら、自分にとって家族とは何だろうと考えてもらえると嬉しいです」とコメントを寄せた。

 今年で27年目を迎え、4月にリニューアルした「金曜日ロードSHOW!」では、最新の邦洋画のほか完全新作テレビドラマも放送。その第1弾となるドラマ『ファミリー・コンプレックス(仮)』は、7月27日(金)午後9時〜10時54分放送。

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