過去に桂三枝、明石家さんま、石田靖が代々の主役を演じた大阪・ABCの人気シリーズ『駐在さん』が、お笑いコンビ・キングコングの出演で8年ぶりに復活することが20日、わかった。4代目駐在さんに抜てきされた西野亮廣は「微力非才の身ではございますが、4代目駐在さんの重責を担いました上は鋭意専心、コメディ発展のため精励いたす所存でございます」と神妙なコメント。特ダネを求めて走り回るダメな新聞記者を演じる相方の梶原雄太も「久しぶりの大阪でのレギュラー番組なので気合い入ってます！　舞台を暴れまわりシャカリキに頑張ります」と意気込んでいる。

【写真】その他の写真を見る

　舞台は、大阪の大都会から少し離れた町にある「はなさき駐在所」。そこには町の人々と一緒に暮らし、市民の安全のために日夜走り回る正義感あふれる駐在さんがいた。駐在所に事件を持ち込むトラブルメーカーの新聞記者、サボりたがりの先輩警官（月亭八光）、駐在所の向かいにある商店の主人（内場勝則）、内場の娘で商店の看板娘（NMB48の福本愛菜）、スナックのホステス（宇都宮まき）らが織り成す人間模様を描く。

　これまでの『駐在さん』シリーズは、『花の駐在さん』（1978年4月6日〜1984年10月7日）で駐在さん役を三枝、1981年4月5日よりさんまが務め、その後『さんまの駐在さん』（1985年4月7日〜1986年10月5日）、石田の『1、2駐在さんダァ〜！』（2002年10月6日〜2004年3月28日）が放送された。今回、先輩警官役で出演する噺家の八光はコメディ初挑戦で、『さんまの〜』では父・月亭八方が演じた役を親子2代で演じることになった。

　大阪・ABC新番組『熱血！人情派コメディ　しゃかりき駐在さん』（毎週日曜　正午〜後0：55　関西ローカル）は4月8日スタート。