ドラマ&映画 カテゴリ
ORICON NEWS

【インタビュー後編】若手女優“二階堂ふみ”とは?「17歳ってエロイなと思うんです」

 鬼才・園子温監督の最新作『ヒミズ』(公開中)でヒロインを演じた注目の若手女優・二階堂ふみ(17)が、初のフォトブック『進級できるかな。』(講談社)の発売にあわせてORICON STYLEのインタビューに登場した。“未成年”である自身の年齢について「セーラー服にルーズソックス。夏服でブラジャー透けてるエロさが似合うのは17歳。だから、好き」と、キッパリ。現役高校生、思春期真っただ中を生きる二階堂の危うさと瑞々しさに迫った。

思春期の二階堂からみる“大人”と“17歳”とは? (C)ORICON DD.inc

思春期の二階堂からみる“大人”と“17歳”とは? (C)ORICON DD.inc

写真ページを見る

【写真】その他の写真を見る


 同書は二階堂が“いちばん大好きな街”と語る東京・高円寺で「放課後エスケイプ」をテーマにした制服姿での撮影やファッショングラビアを掲載している。出来栄えについて「満足です。タイトルも対談も、やりたい事を全部自分で決めて。監督のような立場で携われて楽しかった」と振り返るが、その一方では「この本で“本当の自分を見せました”なんて思っていません。素顔じゃないですし、自分を分かって欲しくて作った本じゃありません」と明かす。

 現在高校2年生で17歳。すでに社会人として仕事もこなし、大人でありつつ未成年でもある彼女から見た“大人”とはどんなものなのか?「今の私の年齢は“まだ子どもでしょ”とも言われるし、“もう大人と変わらないでしょ”とも言われます。大人って、そういう見方を併用しちゃう“クセ”があるから……。それが大人かな。思春期の私から見ると」といたずらっぽく笑うも、「ただし、大人は好きですよ。知らない事を教えてくれるから」。

 しかし、あと3年経てば成人式を迎え、彼女も大人の仲間入りをしてしまう。「20歳になればやりたいことをやります。ただ、周囲に対して正直じゃないように見えて、常に正直な人でありたい。役者だから嘘はついちゃうし、芝居自体が嘘だから。だから、それがちゃんと嘘にならないような形で(演技を)やって行きたい」と芝居に対する思いは強い。

 一見、今はやりたいこともできず窮屈そうに感じるが「そんなことないですよ。あと3年は“まだ子供だし”を使い回します(笑)。それに17歳ってエロイなと思うんです。18歳じゃなくて、17歳。尾崎(豊)の匂いと、セーラー服にルーズソックス。夏服でブラジャー透けてるエロさが似合うのは、17歳。だから、好きです」。

 捉えどころが無く、それでいてとても冷静な一面も持ち、いわゆる“不思議ちゃん”などという言葉で言い表せないのが女優・二階堂ふみ。今後も世界へ向け意欲的に活動を続けたいと明かし、その活躍を期待せずにはいられない。

 同書の発売を記念して「二階堂ふみの『進級できるかな。』お茶会」を3月11日に開催決定(※詳細は公式サイトにて発表)。参加資格は同書の購入と“思春期マインド”を持った女性とのことで、昨今流行りの“女子会”でなはく、昭和ノスタルジーな言葉にこだわるのも二階堂らしいところ。「人見知り大歓迎です。私が相当な人見知りなんで」。

関連写真

  • 思春期の二階堂からみる“大人”と“17歳”とは? (C)ORICON DD.inc
  • 【インタビューカット】
  • 【インタビューカット】
  • 初のフォトブック『進級できるかな。』(講談社)を発売した二階堂ふみ (C)ORICON DD.inc

オリコントピックス

あなたにおすすめの記事

>

メニューを閉じる

 を検索