ドラマ&映画 カテゴリ
ORICON NEWS

観月ありさ“濃姫”役で戦国時代劇に初挑戦 信長役は城田優

 『吉原炎上』(2007年)、『肉体の門』(2008年)、『鬼龍院花子の生涯』(2010年)に続く観月ありさ主演によるテレビ朝日系ドラマスペシャル4作目となる『濃姫(のうひめ)』が3月に放送されることが10日、わかった。“美濃のマムシ”こと斎藤道三の娘で、政略結婚で織田信長の正室として嫁いできた、濃姫の人生に焦点を当てた物語で、観月は「殺陣や乗馬シーンなど初めての事尽くしです!」と、本格的な戦国時代劇に初挑戦。信長役の俳優・城田優とも初共演となるが、「2人とも身長が高いので、気心の知れたスタッフから“大型時代劇”とからかわれています(笑)」と、新しい挑戦も楽しんでいる様子がうかがえる。

 『吉原炎上』では明治の終わりの吉原の花魁、『肉体の門』では敗戦直後の娼婦、『鬼龍院花子〜』では大正から昭和にかけて、侠客の養女として生きた女性と、いずれも過酷な時代に、強い意志を持ってたくましく生きる女性を演じてきた観月。猪原達三監督と4度目のタッグを組む今作では、戦国美女・濃姫を演じる。

 観月は「戦国の世は多かれ少なかれ、人々がさまざまな野望を抱いて生きた時代。“熱さ”が失われている今、この時代の人々の生き様から、燃えたぎるような情熱というものを学びたい」と気合十分に撮影に臨んだ。

信長との婚姻の事実は残されているものの、信長の家臣だった太田牛一が著した第一級の資料『信長公記』にさえ、ほとんど記述されていない濃姫は、信長以上に謎に満ちた人物。テレビ朝日の田中芳之プロデューサーは、「まったく新しい、女性の目から描いた時代劇を作ることができるのではないか」と着目し、今作では濃姫の人物像、信長との夫婦関係を新たな視点から描き出す。さらに、濃姫(妻)、信長(夫)、道三(舅)という強烈な個性を持つ三者が織り成す“家族の物語”としても見応えのある作品にしていく。

戦国を舞台にした本格的な時代劇に初挑戦する観月ありさ。“マムシの娘”濃姫を堂々と演じる (C)テレビ朝日

戦国を舞台にした本格的な時代劇に初挑戦する観月ありさ。“マムシの娘”濃姫を堂々と演じる (C)テレビ朝日

写真ページを見る

【写真】その他の写真を見る


 また、戦国時代屈指の人気を集める信長役に「プレッシャーはありました」と振り返った城田は、「世間から“うつけ者”とよばれていた時代、実は信長は何を考えていたのか…。この作品では信長の真の考え、そして彼が最強の武将になる前の姿が鮮明に描かれています」と見どころを語っていた。

関連写真

  • 戦国を舞台にした本格的な時代劇に初挑戦する観月ありさ。“マムシの娘”濃姫を堂々と演じる (C)テレビ朝日
  • わやかなイケメン役から猟奇殺人犯までを繊細に演じてきた城田優が、人気の高いこの戦国武将をどう演じるのか…(C)テレビ朝日
  • 濃姫の人物像、信長との夫婦像を新たな視点から描きだすドラマスペシャル『濃姫』(3月放送)(C)テレビ朝日
  • 濃姫の人物像、信長との夫婦像を新たな視点から描きだすドラマスペシャル『濃姫』(3月放送)(C)テレビ朝日
  • 濃姫の人物像、信長との夫婦像を新たな視点から描きだすドラマスペシャル『濃姫』(3月放送)(C)テレビ朝日

オリコントピックス

あなたにおすすめの記事

>

メニューを閉じる

 を検索