俳優の役所広司、小栗旬が11日、都内で映画『キツツキと雨』(沖田修一監督)の初日舞台あいさつを行った。この日のために二人でさまざまなプロモーション活動を展開し、小栗が「あまり、こういう番組には出たことないなっていうのに役所さんが出てて、面白かった」とニンマリ。主演の役所は「キツッ…キツツキと雨のために頑張ったんです!」と噛みながらも力説し「キツツキは小ぶりですが、大きくして」と呼びかけた。 とある小さな山村。片田舎の年配の木こり・岸克彦(役所)と、デビュー作の撮影に四苦八苦する新人監督の青年・田辺幸一(小栗)ら映画の撮影隊と村人たちの交流、温かい関係を描いく同作。役所は「木こり役ははじめてでしたが、チェーンソーは結構得意なんです」とニッコリ。今年は着物を着ると公言している小栗は、この日も和装で登場し「克彦さん、チャーミングだったでしょ? 僕も大好きな人です」とアピールした。
2012/02/11