女優の小泉今日子、蒼井優、小池栄子らが1日、都内で行われたWOWOW連続ドラマW『贖罪』制作発表会見に出席した。作品名にちなみ、これまで生きてきたなかで“償いたいこと”を聞かれた小泉は「45年間も生きてますと、小さな罪を何度も重ねてきてしまっている。口にするのも嫌です」と苦笑い。小泉に続くように蒼井も「大勢の皆様の前で話せるかわいらしいものはありません」と語り、小池も「言えないです…」と、それぞれ“過去の罪”を思い返し困り果てていた。
同作は『告白』で社会現象を巻き起こした作家・湊かなえの同名小説が原作のヒューマンサスペンス。ある男に娘を殺された麻子(小泉)は、犯人の顔を思い出せない第一発見者の小学生4人を責め「私が納得する“償い”をしなさい」と投げつける。事件への恐怖を抱えながら大人になった4人が連鎖して起こす悲劇を通し、人間誰もが隠し持つ毒や心の闇を描く。
冷酷な母親役を演じる小泉は「私自身親の経験はないし、自分の命より大事な存在が傷つけられたこともない。麻子の中でどんな時間が流れて、どんな景色がみえているのか、考えながら演じました」と役作りについて説明。さらに「恐ろしい役なんですが、心の一番底には悲しみを抱えているので、とてもやりがいのある役でした」と手応えをにじませた。
小泉らが言葉につまらせた“償いたいこと”に、池脇も「もしかしたら、罪を犯したことに気づいていないのかもしれないですよね」と意味深発言。安藤サクラは「ゲームをやるシーンで監督から『ゲーム好きなの?』と言われたんですが、暗い子だと思われるのが嫌なので『いえ、全然』と嘘をつきました」とほのぼのした嘘を明かし、会場を和ませた。
会見にはほかに黒沢清監督が出席。ドラマ『贖罪』(全5話)はWOWOWにて2012年1月8日より毎週日曜午後10時放送。
⇒蒼井優も出演 舞台『サド侯爵夫人』チケット発売情報
同作は『告白』で社会現象を巻き起こした作家・湊かなえの同名小説が原作のヒューマンサスペンス。ある男に娘を殺された麻子(小泉)は、犯人の顔を思い出せない第一発見者の小学生4人を責め「私が納得する“償い”をしなさい」と投げつける。事件への恐怖を抱えながら大人になった4人が連鎖して起こす悲劇を通し、人間誰もが隠し持つ毒や心の闇を描く。
冷酷な母親役を演じる小泉は「私自身親の経験はないし、自分の命より大事な存在が傷つけられたこともない。麻子の中でどんな時間が流れて、どんな景色がみえているのか、考えながら演じました」と役作りについて説明。さらに「恐ろしい役なんですが、心の一番底には悲しみを抱えているので、とてもやりがいのある役でした」と手応えをにじませた。
小泉らが言葉につまらせた“償いたいこと”に、池脇も「もしかしたら、罪を犯したことに気づいていないのかもしれないですよね」と意味深発言。安藤サクラは「ゲームをやるシーンで監督から『ゲーム好きなの?』と言われたんですが、暗い子だと思われるのが嫌なので『いえ、全然』と嘘をつきました」とほのぼのした嘘を明かし、会場を和ませた。
会見にはほかに黒沢清監督が出席。ドラマ『贖罪』(全5話)はWOWOWにて2012年1月8日より毎週日曜午後10時放送。
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2011/12/01