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堀北真希、朝ドラ『梅ちゃん先生』クランクイン 大規模セットに「圧倒」

 女優・堀北真希がヒロインを務める来年春放送のNHK連続テレビ小説『梅ちゃん先生』が今月クランクインを果たし14日、ロケ地の茨城・高萩で会見が行われた。終戦直後の東京・蒲田の焼け野原を再現した大規模セットに堀北は「この世界観に圧倒されるばかりなので、戦後の日本に馴染んでいきたい。まだ始まったばかりですが、梅ちゃんというキャラクターを形にできるかな」と、約1年にも及ぶ収録の意気込みを語った。

主演の堀北真希 (C)ORICON DD inc.

主演の堀北真希 (C)ORICON DD inc.

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 戦後復興期の東京・蒲田を舞台に、命と向き合う女性医師の奮闘を描く尾崎将也氏脚本のオリジナル作品。3人姉兄の末っ子に生まれた下村梅子(堀北)は、大学病院の医師でもある父に影響を受けて医師を志し、後に診療所を開いて「梅ちゃん先生」と親しまれながら地域医療に生きていく。

 瓦礫の山にバラック小屋を建てたり、時代考証に沿って映画の看板を立てかけたりとリアルに再現されたロケ地で、今月10日より収録がスタート。セットの忠実さにキャスト陣は驚きを隠せないといい、セーラー服姿で撮影に臨んでいる堀北は「この景色を見てパッと頭に浮かんだのは、3月11日に大きな被害に遭われた町のニュースの映像でした。凄く悲しい気持ちになりました。梅ちゃん先生は明るくてドジで笑わせるキャラクターだけど、こう実感すると明るい気持ちになれなくて戸惑った」と語り、「温かいキャストと一緒に命や絆、人と人とのつながりとかを伝えるドラマになればと思う」と願った。

 梅子の母・芳子を演じる南果歩は「昭和20年代の物が何もない時代でも、みんなのエネルギーはほとばしってたと思う。3月11日と8月15日はリンクする日だと思う。何もないとこから下村家はスタートするので、生き抜くための結束や、戦後の焼け野原で自分の道を探していく梅ちゃんがこの半年間でどう育っていくのかを見守って」とメッセージ。町工場の職人・安岡幸吉役の片岡鶴太郎は「このセットから、芝居が生まれると強く思う」と気を引き締めていた。

 会見にはそのほか、共演の大島蓉子松坂桃李も出席。朝ドラ『梅ちゃん先生』は、4月2日(月)より放送(全156回予定)。

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  • 主演の堀北真希 (C)ORICON DD inc.
  • 役衣装で登場(左から松坂桃李、南果歩、堀北、片岡鶴太郎、大島蓉子) (C)ORICON DD inc.
  • NHK連続テレビ小説『梅ちゃん先生』のクランクイン会見に出席した南果歩 (C)ORICON DD inc.
  • NHK連続テレビ小説『梅ちゃん先生』のクランクイン会見に出席した片岡鶴太郎 (C)ORICON DD inc.
  • NHK連続テレビ小説『梅ちゃん先生』のクランクイン会見に出席した大島蓉子 (C)ORICON DD inc.
  • NHK連続テレビ小説『梅ちゃん先生』のクランクイン会見に出席した松坂桃李 (C)ORICON DD inc.

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