お笑いコンビ・スピードワゴンの井戸田潤、水野美紀、SKE48の松井珠理奈、矢神久美らが29日、都内で行われた名古屋が舞台のご当地映画『WAYA！〜宇宙一のおせっかい大作戦〜』初日舞台あいさつに出席した。本作で映画初出演を果たしたSKE48の松井と矢神は、満員の客席を見渡し感激しきり。松井は「私たちだけじゃなく、SKE48にとっても映画初出演で、しかも名古屋を舞台にした映画に出られて、とても嬉しい」と喜びを爆発。「名古屋の魅力がたくさん入っているので、これを観て、ぜひ名古屋に遊びに来てください！」と笑顔でアピールした。

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　タイトル“WAYA”は、名古屋弁で「台無しになる」という意味。昔から商店街で生まれ育った職人気質の頑固オヤジ・シゲさん、（矢崎滋）、青年団の勘太郎（井戸田）、勘太郎の幼馴染み・冴子（水野）の息子・和也（三輪泉月）の3世代にわたる人物を軸に、昔ながらの“おせっかい”で誰かを思いやることや人との繋がりの大切さを描く。

　松井とともに制服姿で登壇した矢神は、撮影を振り返り「寒かったです。でもそれを超えるくらいキャストの皆さんが温かくて、最高の撮影ができました」と笑顔。撮影最終日には涙を流してしまったといい「離れるのが嫌で、終わってほしくなかった」と、矢神にとって思い入れの深い作品になったことを明かした。

　商店街を活性化させようと躍起になる青年・勘太郎役で映画初主演を果たした井戸田は「感極まって、昨日は寝付けずにいました」と感慨ひとしおな様子。水野も「『ステキな金縛り』とか『モテキ』がやってるのに、よく来てくれました」と冗談交じりに観客に感謝した。ルー大柴は「撮影中のサプライズな出来事はスピードワゴンの2人の演技で、思わずチキンスキン（鳥肌）が立ちました」とノリノリでエピソードを語っていた。

　舞台あいさつにはほかに、小沢一敬（スピードワゴン）、藤田朋子、古波津陽監督が出席した。

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