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放送作家・鈴木おさむがドラマ初演出 “ホスト体験”携帯ゲームをドラマ化

 人気放送作家の鈴木おさむ氏が、人気モバイルゲームをドラマ化した連続ドラマ『私のホストちゃん〜しちにんのホスト〜』(10月14日 毎週火曜 深夜1:51 テレビ朝日ほか)で演出を手掛けることが9日、わかった。鈴木氏がテレビドラマの演出を手掛けるのは初となり、「ドラマのようでドラマではなく、バラエティやドキュメンタリーの要素もたくさん詰まっているドラマです。観たらビックリするかもしれませんが、ボクにしかできないものになっています」と自信をのぞかせている。

ドラマの世界観を演出した“女性記者限定イベント”が開催された (C)テレビ朝日

ドラマの世界観を演出した“女性記者限定イベント”が開催された (C)テレビ朝日

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 同作は、携帯電話でホストクラブ体験ができるという同名モバイルゲームをドラマ化。劇中では、ゲームの世界観をもとにホスト界のルールや習慣、あっと驚く接客テクニックから、壮絶な“指名No.1”争いなど、知られざる裏情報を盛り込むことでリアルなホストの世界にこだわって制作された。女性はお気に入りホストを応援し、男性は女性を喜ばせるテクを学べるといった仕掛けも施されている。

 これまでドラマや映画の脚本を多く手掛けてきた鈴木氏だが、今作では構成と演出を担当。ドキュメンタリー感を出すため、完成した脚本を用意せず、その場での口頭の打ち合わせで芝居を進めていく“口立て”演出を採用。テレビドラマとしては異例ともいえる演出法であり、鈴木氏は「女性をもてなすシーンなどでは、『ホストとして本気でサービスするつもりで接客してくれ』とキャストにお願いしています」と徹底ぶりを明かした。

 ホスト役には小悪魔キャラ、キザな“S系”キャラ、王子様系など個性あふれるキャラクターが集結。No.1の早乙女蓮は「自分はS系の“オレオレキャラ”。ときどき強い口調で話したりするのですが、その中に甘い言葉を入れてギャップを出していきたいですね」。沖縄から上京してきた新人ホストのヒロは「バニラに新しい風を吹かせたいと思います。特技は笑顔で、決めゼリフは『沖縄の海よりきれいだよ!』です」と爽やかに語るなど、すでに役に入りきっているようだ。

 先ごろ東京・新宿歌舞伎町で行われた会見では、女性記者限定のイベントが開催され、物語の舞台となるホストクラブ「クラブ・バニラ」が特別オープン。同店に“在籍”するイケメンホスト(=出演者)は女性客を酔わせる決めゼリフや腕をからめてシャンパンを飲み干す“シャンパンラブショット”で女性記者を虜に。番組の監修を務める元カリスマホストの夕聖氏は「みんな素晴らしい素材を持っている!」と大絶賛した。

 盛り上がる店内を見渡し、鈴木氏も「女性記者さんたちの表情がまんざらでもなさそうなので、早くも手ごたえを感じました」とニヤリ。画面を通して“行った気分”になれるという新感覚のホストクラブが毎週火曜日の深夜に開店。「実は一度、行ってみたかった」という世の女性たちも、週に一度、テレビの前でお気に入りホストとの癒しタイムを味わうってみてはいかがだろうか。

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  • ドラマの世界観を演出した“女性記者限定イベント”が開催された (C)テレビ朝日
  • ホストたちに演出をつける鈴木おさむ氏 (C)テレビ朝日
  • イケメンホストの(左から)翔、白石咲夜、早乙女蓮、一之瀬隼人、龍我 (C)テレビ朝日
  • ホストたちに演出をつける鈴木おさむ氏 (C)テレビ朝日
  • (後列左から)ヒロ、早乙女蓮、圓城葵、(前列左から)龍我、白石咲夜、翔、一之瀬隼人 (C)テレビ朝日

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