人気グループ・嵐の松本潤、俳優の小出恵介らが7日、都内で行われた蜷川幸雄氏演出の舞台『あヽ、荒野』製作発表会に出席した。初共演の松本と小出はボクサーとして上半身裸で一戦を交える。初めてボクサー役に挑戦する松本は「ジムに少しずつ通い始めてる。体を作るために徐々に準備してる」といい「小出くんと切磋琢磨していい関係を作りたい」と抱負。小出も「濃厚な打ち合いシーンがあるので、すごく楽しみ」と意気込んだ。 1966年に出版された寺山修司初の長編小説を初めて戯曲化する同舞台。2006年上演の『白夜の女騎士(ワルキューレ)』以来、5年ぶり2度目の蜷川作品に松本は「不安もありますが、楽しみの方が大きい。5年前にやって『また早くやらなかったら、俺、死ぬぞ』と(蜷川氏に)言われてたので(今回のタッグは)嬉しく思う。高いハードルだと思ってるので、どんな景色が見えるか楽しみ」と、笑みを浮かべた。
2011/09/07