女優・上野樹里主演のNHK大河ドラマ『江〜姫たちの戦国〜』（毎週日曜　後8：00〜　総合ほか）の新ポスターが11日、お披露目された。最終回まで3ヶ月半、新キャストとして女優・加賀まりこ、富田靖子、俳優・武田真治の3名が加わり物語後半を彩る。また、東日本大震災で3月13日放送分を休止したことに伴い、当初予定していた全47回を1話短縮して、最終回を73分の拡大版で放送することが決まった。

　太閤秀吉がこの世を去り、徳川の天下取りが加速していく局面。8月21日放送回より、竹千代（二代将軍・徳川秀忠／向井理）の乳母・大姥局（おおばのつぼね）として加賀が登場。9月18日放送回からは、武田が大野治長役で大河初出演。淀（宮沢りえ）の乳母・大蔵卿局の子で、淀の子・秀頼の側近として大阪の陣では豊臣家を代表して奔走し、大阪夏の陣で淀と秀頼とともに生涯を閉じる。

　10月2日放送回からは、富田が明智光秀の家老・斎藤利三の娘・福役で登場。家康の命で竹千代（後の家光）の乳母を任されると、その養育をめぐって江と対立する。その後、次男・国松（後の忠長）の誕生により徳川家の後継者問題に大きく関わることになり、江との溝はさらに悪化、後に春日局（かすがのつぼね）として大奥で権勢をふるう。

　最終回は11月27日（日）放送予定。後半キャストポスターは、全国のNHK放送ロビーをはじめ『江』ゆかりの地、滋賀・三重・福井3県の各地域を中心に掲出される。