栗城史多氏、4度目のエベレスト山頂アタック開始「本当に宇宙みたいな所です」

登山家の栗城史多氏(30)が17日午後10時半(現地時間午後7時15分)、4度目のエベレスト山頂アタックを開始した。過去3度の挑戦は失敗に終わっており「今回が最後になるかもしれない」と不退転の覚悟で、登山家の間でも難しいとされる「西稜ルート」を選択。自身のツイッターやブログではアタック直前の状況を「かなり寒くて、星しか見えなくて、真っ暗で、本当に宇宙みたいな所です。 頂上で、会いましょう。では、行ってきます!」と伝えている。 業務提携を結ぶよしもとクリエイティブ・エージェンシーによると栗城氏は日本を8月26日に出発し、ネパール・カトマンズ入り。16日、想定外に風が強まったため日本時間午後5時15分(現地時間2時)に標高7500メートルの稜線下の岩陰にテントを張ってステイし、翌17日午後10時半、山頂に向けてスタートした。順調に行けば18日、日本時間午後3時〜5時ごろ、山頂に到着する予定だ。