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阿部寛が古代ローマ人役、上戸彩がヒロイン役で『テルマエ・ロマエ』実写映画化決定

 俳優の阿部寛が主演、上戸彩がヒロイン役で、ヤマザキマリの人気漫画『テルマエ・ロマエ』(2012年公開)が実写化映画化されることが17日、わかった。古代ローマと日本の風呂をテーマとした同作。阿部は「時代、国境を越えて裸の人と人との付き合いがほのぼのとしていて、なごまされるコミカルな原作だが、映像では古代ローマ人・ルシウスの役を大真面目にやりたい」と話し、彫りの深い顔立ちも生かして古代ローマ人になりきる。

 原作は『月刊コミックビーム』(エンターブレイン)で連載中。浴場を使って現代の日本にタイムスリップしてきた古代ローマ人設計技師が、日本の風呂文化の一つ一つに驚愕し、これまで積み重ねた価値観を根底から覆されるも、めげずに熱心に学んで、古代ローマの風呂作りに役立ていく物語。ユーモアとウィットに富んで笑えるだけでなく、日本、そして古代ローマの“風呂”文化とは何かという深いテーマも織り込まれた原作は、「マンガ大賞2010」「第14回手塚治虫文化賞短編賞」のダブル受賞という快挙も成し遂げた。

 実写版でルシウスがタイムスリップして出会う「平たい顔族(=日本人)」の1人、漫画家志望の真実(まみ)を演じる上戸も「古代ローマと現代日本を行き来するという設定、阿部さんの演じるルシウスが面白すぎなので、私も負けないように思いっきり演じたい」と気合が入る。

 監督を務めるのは、映画&ドラマ『のだめカンタービレ』、ドラマ『電車男』『神様、もう少しだけ』の武内英樹。イタリア最大の映画撮影所・チネチッタにある古代ローマの巨大オープンセットでの撮影を敢行し、壮大でファンタジックなコメディ大作を作るべく制作が進んでいる。

 イタリアでの撮影を目の当たりにした原作者のヤマザキさんは、「正直、原作を越えてしまいそうな大作になりそうでびっくりです。阿部さんは実に見事に古代ローマ人ルシウスを演じておられ、ロケ地のイタリア人のスタッフも思わず『本物のローマ人みたいだ』と呟いていました。本当に凄いです!!」と期待を寄せている。

人気漫画『テルマエ・ロマエ』が主演・阿部寛、ヒロイン・上戸彩で映画化。(※イラストは原作・ヤマザキマリが2人をイメージして書き下ろしたもの) 

人気漫画『テルマエ・ロマエ』が主演・阿部寛、ヒロイン・上戸彩で映画化。(※イラストは原作・ヤマザキマリが2人をイメージして書き下ろしたもの) 

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