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堀北真希主演『白夜行』ベルリン映画祭へ出陣!

 小説家・東野圭吾の傑作ミステリーを映画化した『白夜行』(深川栄洋監督、1月29日公開)が、ドイツで開催される『第61回ベルリン国際映画祭』(2月10日〜2月20日)のパノラマ部門で上映されることが決定した。知らせを聞いた主演の堀北真希は、「大変感激しています!この作品は今までで一番こだわりを持って挑んだ作品でした。世界の方々にも作品に込めた私たちの思いを受けとってもらえたら嬉しいです」と喜びのコメントを寄せている。

映画『白夜行』より (C)2011 映画「白夜行」製作委員会 

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 堀北が希代の悪女を演じることでも話題の同作。ある殺人事件の容疑者の娘・雪穂(堀北)と被害者の息子・亮司(高良健吾)。2人の主人公の成長とともに、不可解な事件が続発する。真相を追い続ける刑事・笹垣(船越英一郎)は、やがて19年前の驚愕の真実とそこで結ばれた固い絆に思い至る。

 ベルリン国際映画祭といえば、昨年のコンペティション部門に出品された『キャタピラー』(若松孝二監督)で、寺島しのぶが銀熊賞(女優賞)を受賞したことが記憶に新しい。パノラマ部門は、最優秀賞を競うコンペティション部門には外れたものの、それに次ぐ優秀な作品を上映する部門で、のちに名をなす監督のデビュー作がこの部門で紹介されることも多い。昨年は行定勲監督の『パレード』がパノラマ部門に出品され、国際批評家連盟賞を受賞した。

 同作のほかにも『洋菓子店コアンドル』(2月11日公開)、『神様のカルテ』(8月27日公開)と話題作を手がける深川監督は「自分でも不思議に思うほど心が躍りました。喜んでくれる仲間の顔が浮かんで目頭が熱くなりました。映画祭と、この映画を一緒に戦って作った仲間たちに感謝します」と語っている。

 また、革新的な作品や新しい映画作家の作品を上映するフォーラム部門には『ヘヴンズ ストーリー』(瀬々敬久監督、公開中)の正式出品が決定した。一昨年の同部門に出品された『愛のむきだし』(園子温監督)が国際批評家連盟賞とカリガリ映画賞をダブル受賞している。『愛の〜』は237分という上映時間の長さも話題になったが、『ヘヴンズ〜』はさらに41分も長い278分、4時間38分の超長尺。いずれも、ベルリンの観客にどう受け入れられるのか、注目される。

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  • 映画『白夜行』より (C)2011 映画「白夜行」製作委員会 
  • 映画『ヘヴンズ ストーリー』より 1月29日(土)より新宿のK’s cinemaにて東京凱旋公開決定 (C)2010ヘヴンズ プロジェクト 

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