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中川翔子、短編映画で監督デビュー『七瀬ふたたび』の前日談を描く

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 タレントの中川翔子が、筒井康隆原作の映画『七瀬ふたたび』(小中和哉監督、10月2日公開)の前日談を描く短編映画『七瀬ふたたび プロローグ』で初メガホンをとり、監督デビューを果すことが23日、わかった。かねてから筒井作品の大ファンであることを公言していた中川に白羽の矢が立った。今回のオファーに中川は「もう、プレッシャーというか、青天のヘキレキというか、それこそ脳みそが破裂しちゃいそうなくらいびっくりしちゃいました」と大興奮。今月4日の撮影当日には、得意とする漫画イラストや絵コンテを持参して取り組んだ。ブロガー、グラビアアイドル、歌手、漫画家など多彩に活躍する中川が、また一つ芸域を広げた。

10月2日(土)公開 筒井康隆作家生活50周年記念映画『七瀬ふたたび』 中川翔子初監督作品『七瀬ふたたび/プロローグ』同時上映 

10月2日(土)公開 筒井康隆作家生活50周年記念映画『七瀬ふたたび』 中川翔子初監督作品『七瀬ふたたび/プロローグ』同時上映 

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 本編は、35年に出版された筒井氏のベストセラー小説の映画化。生れながらに人の心を読むことができる火田七瀬が、超能力者を抹殺しようとたくらむ暗黒組織と対決する物語。過去に4回ドラマ化され、今回が初めての映画化となる。

 中川を監督に迎えた短編企画では、七瀬がその特殊な能力を持ったがゆえに、少女時代から抱えるトラウマや、その運命とともに大人の女性へと成長していく過程を見せる。本編でヒロイン・七瀬を演じる芦名星が出演するのはもちろん、1979年にNHK少年ドラマシリーズで初めて映像化された際に主演した多岐川裕美が母親役で登場し、新旧“七瀬”の競演も実現した。中川監督の作品は、全国の公開劇場で本編前に上映される。

 専門用語が飛び交う映画制作の現場に、「私が『よーいスタート』『カット』という声に合わせて演技が始まるというのは…もう、震えちゃいました」と話していたが、その出来栄えについては「レンズを通して、ものすごく美しく皆さんの姿を撮ることが出来ました。映像はすごく素敵で、色合いもシーンごとに違っていたりします」と自信をのぞかせる。実際、中川の持つダークファンタジーの色合いが強い作品に仕上がっているという。

 撮影の前夜はなかなか眠れなかったそうで、「シーンを漫画にしてイメージしたりして、『あ、こういうシーンが欲しいかも』とまた発見したりしました。 漫画の連載のお仕事をさせて頂いたことが、役に立ったのかなと思います。全然関係ないように思えることでも、無駄なことって何もないんだなと改めて思いました」と振り返る。

 撮影後には、「最初に『こういうシーンが欲しいです』と自分でイメージしたものが、実際に『いざ、撮る!』という時、『ああ、夢が叶っていく瞬間なんだな』と…すごくうれしかったですね。想像していく楽しさ、っていうか。本当に、夢のような体験でした。筒井先生の本も、まだ手に入らないモノがたくさんあるので、すべて制覇したいです。もっともっと貪欲にいろんなことを吸収して熟知していきたい! また機会があったらやらせて頂きたいですね」とさらなる意欲に燃えていた。

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