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　俳優・岸谷五朗と寺脇康文による演劇ユニット・地球ゴージャスの最新舞台『X day』の公開けいこが15日、東京・天王洲銀河劇場で行われた。「実験的な公演です」と本番まで内容を伏せている岸谷だが、共演する森公美子は「森公美子始まって以来の、まったく笑わせない役で考えさせられる。いいチャンスが巡ってきた。ちょうど自分に飽きてた時なので、感謝」と新境地が開けたと期待をあおった。

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　同ユニット第11弾となる同作は、迫りくる“X day”に向けてさまざまな秘密を抱えた男女6人が交錯していく様を、全6部のストーリーで構成。寺脇は「大人数でエンターテインメントを作ってきたが、今回は6人のみ。地球ゴージャスの色を出しつつ、見たことのないものを作りたい。6人なのに、大人数のようなエネルギーを出したい」と士気を高めた。

　舞台は16日より同所でスタートし、7月21日の昼公演で地球ゴージャスとして通算500回目の上演を迎える。岸谷は「1回1回が勝負」とあくまで通過点とした上で、過去の全作品を通して「55万人のお客さんが来てくれたのは感謝したい」。自身のX dayには「過去にあった時のことを振り返って“X day”だったと思いますので、彼（寺脇）と初めて会った時が“X day”かな」と“相棒”との出会いを挙げ、寺脇とアイコンタクトで信頼の深さを示していた。

　ゲスト共演者として中川晃教、陽月華、藤林美沙も出演。舞台『X day』は同所にて16日（金）から8月8日（日）まで上演後、札幌、仙台、福岡、名古屋、新潟、大阪の6都市でも上演。