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ハリウッド発、地球滅亡の画像に衝撃・・・!?

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 2012年に世界は終わるのか?マヤ文明の予言による2012年の世界終末説、科学的な観点からの2012年前後に大きな天変地異が起こるという研究結果などから、2012年問題がちまたで話題になりつつある。そんななか、アメリカでは、その2012年を取り上げる映画の、地球が崩壊する衝撃的な映像が公開され、話題になっている。

大地震に襲われるロサンゼルス/『2012』(11月21日公開)の1シーン(C)2009 Sony Pictures Digital Inc. All rights Reserved. 

大地震に襲われるロサンゼルス/『2012』(11月21日公開)の1シーン(C)2009 Sony Pictures Digital Inc. All rights Reserved. 

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 そもそも、ちまたで囁かれる2012年問題の発端であり、この映画『2012』の構想のもとでもあるのが、マヤ文明の予言。なぜそのマヤ文明の終末説がいま、それほど多くの人の関心をひくのか。それには、近年のさまざまな異常気象や天変地異への不安と、謎の多いマヤ文明がそのことを予言していたことがメディアで取り上げられたことで、広く知られるようになったことが影響しているのかもしれない。

 マヤとはメキシコ先住民の言葉で「周期」、マヤ文明とは「時間の文明」という意味で、ゼロの発見に象徴される高等数学をもち、天文学に優れていたとされている。しかし、古代マヤ文明が栄えたメキシコからグアテマラなどの中米一帯は、熱帯性の高温多湿の気候で発掘に不向きの場所であるうえに、昔から内戦が続いていたため、その存在が世界に知られ始めたのは19世紀末。本格的に研究されるようになったのは、20世紀後半に入ってからという。

 いまだ謎の多いマヤ文明だが、巨大ピラミッドの建造、華麗で壮大な神殿都市、高等数学、20世紀の水準に匹敵する高度な天文学など、マヤが発明したテクノロジーの数々はいずれも、四大文明以上の科学水準を誇るともいわれている。そんななかでも、高等数学と高度な天文学によって作り上げた暦(マヤ・カレンダー)を使って「予言のテクノロジー」を操っていた「時間の文明」として知られ、1492年のコロンブスの到来、1519年からのスペインによる侵略などを正確に予言していたという説もある。しかし、繁栄を誇ったマヤ文明は、突然、謎の消失をとげている。コロンブスがアメリカ大陸を発見した時には、すでにマヤ文明の大部分は密林の彼方に消えた後だった。

 そんなミステリアスな謎の文明の予言から構想を得て製作された、ハリウッド映画『2012』の地球滅亡の一部映像が公開され、アメリカで関心を集めている。そこに映し出されるのは、マグニチュード10.9の大地震に襲われるロサンゼルス、カルデラの大噴火で幅30マイルの溶岩にのみこまれる米イエローストーン国立公園、標高8000メートルのヒマラヤ山脈にまで押し寄せる大津波・・・。『インデペンデンス・デイ』『デイ・アフター・トゥモロー』など数々のディザスター・ムービーを手がけてきたローランド・エメリッヒ監督が、巨額の製作費を投じて、地球の滅亡という未知の事象を、臨場感あふれるリアルな映像として描き出しているのだ。

 日本でもこの53分の特別映像が関係者にお披露目された際は、その圧倒的なスケールの上述のリアルな映像が、来場者に衝撃を与えた。とくに、地震のシーンのための自在に動かせる“揺れるステージ”(道路や家々までその上に作った巨大セット)とVFXを融合させた大迫力の映像は圧巻。そのほかにも、あらゆる自然災害がまるで目の前で起こっているかのように描かれる。この上映会場は超満員となり、2012年問題、または『2012』への関心の高さを浮き彫りにしていた。その場で、「誇りを持って送り出す作品」とあいさつしたエメリッヒ監督だが、一方で「ディザスター映画はもう撮りたくなかった」とも発言。その真意は、果たして!?2012年問題と関係がある!?

地球の破滅が描かれる!『2012』予告編

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