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　人気海外ドラマシリーズ『24 -TWENTY FOUR-』の主人公、ジャック・バウアーが、22日（土）より公開される映画『96時間』（ピエール・モレル監督）とのコラボレーションCMでナレーションに初挑戦している。24時間不眠不休でテロと闘ったジャックが、同CMでは「96時間、一睡もせずに戦い続けたっていうのか！？ 信じられない！ 信じたくない！」と発しており、一部で物議を醸している。

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　日本でも最新のシーズン7までDVDがレンタルされている『24』シリーズ。ジャックを演じているのは米俳優キーファー・サザーランドだが、ドラマのキャラクターが一人歩きを始めた。一方、映画『96時間』はフランスの映画監督、リュック・ベッソンが製作・脚本を手がけたタイムリミット・アクション映画で、元秘密工作員のブライアン・ミルズが何者かに誘拐された娘を救出するために闘うストーリー。どちらも米映画会社・20世紀フォックスの関連作品であることから今回のコラボCMは実現した。

　ところが、日本で『24』のDVDを扱う20世紀フォックス ホーム エンターテイメントでは、「ウチのジャックがビビる男なんて、いるはずない！」などと、ジャックの不屈のイメージにケチをつけるようなナレーションに反発する声もあり、ちょっとした社内論争が巻き起こっているという。

　映画『96時間』は8月22日（土）よりTOHOシネマズ 有楽座ほかで全国公開。