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　映画『ドロップ』の品川ヒロシ監督と主演の成宮寛貴が26日、東京・角川シネマでヒット御礼舞台あいさつを行った。折しも、この日は品川監督の37歳の誕生日。成宮は5段重ねの特製ロールケーキを用意して、品川を祝福。思いがけないサプライズに品川は「打倒『ドロップ』の心意気でより良い作品を作りたい」と誓った。

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　同作は、26日までに観客動員数136万人突破、興行種入17億円を記録し、3月20日の公開から1か月が経っても174スクリーンで上映される人気ぶり。品川は「ヒット御礼舞台あいさつを誕生日といういいタイミングで迎えられるなんて…」と喜びをかみしめた。

　成宮も「なかなか『ドロップ』の世界から抜け出せない、うれしい悲鳴を上げています」と感謝の気持ちを述べた。さらに、「品川さんが撮る映画なら何でも、というのは嘘ですが、今回はコミカルな役柄だったので、シリアスな作品に出てみたい」と品川にリクエスト。「シリアスな話、書けるかな」と苦笑いする品川に「好きなアーティストのミュージックビデオでもいいですね」と熱心にけしかけていた。

　この日、成宮が品川の誕生日ケーキとして用意したロールケーキは、『東京丸の内ロール』とコラボレーションした「成宮ロール」の特大サイズ15本を5段に積み上げたもので、10万円相当の代物。「デッカいなー」とその大きさに驚いた品川は「おいしい。コメントが冴えなくてすみません」と本当にうれしそうにしていた。

　また、イベント終了後、テレビの取材に応じた品川は、「相方の庄司（智春）には“噂の彼女と見に来てね”と劇場鑑賞券を渡してあるのですが、彼女が忙しくてまだ行っていない。ミキティー、見に来てねー」とテレビカメラ越しに呼びかけていた。