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藤木直人、“清張生誕100周年”で悪の美容師に挑む

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 俳優の藤木直人が、4月スタートの新ドラマ『夜光の階段』(テレ朝系)で“悪の美容師”役に挑むことが22日(日)同局より発表された。原作は故・松本清張氏で、今年が生誕100周年ということもあり、各局で特別番組が目白押し。ここ数年清張作品のドラマ化で話題作を送り出してきたテレ朝だけに自信作を送り出す。主演の藤木も「原作に描かれる世界観や複雑な人間関係には引き込まれましたし、これまでにも清張ワールドを作ってきたスタッフの皆さんと取り組めるのはとても心強いです」と自信を覗かせる。

 同作は、貧しい境遇から一躍美容界の寵児になった主人公・佐山(藤木)が、美しさを求める女性たちを虜にし、いくつもの顔を使い分けて美容界の頂点に立つという内なる野望にのみ忠実に生きる姿を描いたヒューマンサスペンス。

 これまで清潔で善良なイメージの役柄が多く、今回、初めて本格的な悪役に挑む藤木は「佐山のように野望をひた隠しながらのし上がっていく様は、自分にはない部分だし、これまで演じてきたどのキャラクターにもなかった部分ですが、『階段を昇りつめたい』という思いは誰もが無意識に持っている感情かもしれないなと感じています」と、心境を明かす。“美しき悪”を演じる藤木は、女優の夏川結衣荻野目慶子余貴美子など、そうそうたる女性たちを虜にしていく。

 初の松本清張作品ということで、気合十分の藤木は「『松本清張原作』というと重厚で密度の濃い作品というイメージがあって、生誕100周年の連続ドラマをやらせて頂くのはとても光栄に思い、身が引き締まると共に、僕で大丈夫だろうかと不安と隣り合わせです」と自信の想いを語る。また「新鮮な気持ちで役作りをして、視聴者の皆さんにも共鳴してもらえるような佐山を現場で作っていけたらと思っています」意気込んでいた。

 新ドラマ『夜光の階段』は4月より毎週木曜日・午後9時、テレビ朝日系にて放送開始。



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