ドラマ&映画 カテゴリ
ORICON NEWS

キョンキョンとモックン、同窓会気分のキネマ旬報表彰式

■その他の表彰式の写真はこちら

 米アカデミー賞よりも歴史の長いキネマ旬報社による映画賞『第82回キネマ旬報ベスト・テン』の表彰式が18日(水)に都内で行われ、受賞者が顔をそろえた。主演女優賞の小泉今日子と主演男優賞の本木雅弘は1982年デビューの同期の桜。小泉は「本木さんの隣りに並んで立てたことがうれしい。この喜びをまた味わえるようにお仕事も生きることもがんばりたい」と笑顔で語り、本木も「言葉に表せないくらいの充実感と喜びを感じている」と互いの活躍を称えあった。

アイドル時以来の2ショット 小泉今日子と本木雅弘 

アイドル時以来の2ショット 小泉今日子と本木雅弘 

写真ページを見る

【写真】その他の写真を見る


 小泉と本木は、今回の受賞作について特集した2月5日発売の『キネマ旬報』2月下旬決算特別号の表紙でも共演しており、小泉は「アイドル誌以来の2ショットで、楽しかった」と振り返り、本木も「いつかまた同じ表彰式に立つ機会がめぐってきた時には舞い上がらずに、独自の味を漂わせていたい」と語った。なお、小泉が主演した『トウキョウソナタ』で息子役を演じた井之脇海が新人男優賞を受賞し、同作品で父親役の香川照之がお祝いに駆けつけるサプライズもあった。

 また、本木の義理の母にあたる樹木希林が助演女優賞を受賞し“親子2ショット”が実現したが、樹木は本木との同席よりも、『歩いても歩いても』で夫婦役を演じた原田芳雄が特別プレゼンターとして招かれていたことに緊張していたと話し、「私生活もそうですけど、夫に対する思いを忘れてしまうんですよね」と話して会場の笑いを誘っていた。

 この日の表彰式には、1919年に創刊された映画専門雑誌『キネマ旬報』の創刊90周年を記念して、歴代のキネマ旬報個人賞の受賞者の中から、原田芳雄と原田美枝子が受賞者にトロフィーを授与する特別プレゼンターとして招かれていた。

ベスト・テン、受賞作、受賞者一覧は下記のとおり。

◆2008年 第82回キネマ旬報ベスト・テン◆

【個人賞】
日本映画監督賞  滝田洋二郎『おくりびと』
日本映画脚本賞  小山薫堂 『おくりびと』
主演男優賞    本木雅弘 『おくりびと』
主演女優賞    小泉今日子『トウキョウソナタ』『グーグーだって猫である』
助演男優賞    堺雅人  『クライマーズ・ハイ』『アフタースクール』
助演女優賞    樹木希林 『歩いても 歩いても』
新人男優賞    井之脇海 『トウキョウソナタ』
新人女優賞    甘利はるな『コドモのコドモ』
外国映画監督賞   シドニー・ルメット『その土曜日、7時58分』
ショーン・ペン『イントゥ・ザ・ワイルド』

【2008年日本映画ベスト・テン】
1位 『おくりびと』
2位 『ぐるりのこと。』
3位 『実録・連合赤軍 あさま山荘への道程(みち)』
4位 『トウキョウソナタ』
5位 『歩いても 歩いても』
6位 『闇の子供たち』
7位 『母べえ』
8位 『クライマーズ・ハイ』
9位 『接吻』
10位 『アフタースクール』
*次点 『百万円と苦虫女』

【2008年外国映画ベスト・テン】
1位 『ノーカントリー』
2位 『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』
3位 『ダークナイト』
4位 『イントゥ・ザ・ワイルド』
4位 『ラスト、コーション』
6位 『イースタン・プロミス』
7位 『その土曜日、7時58分』
8位 『エグザイル/絆』
9位 『つぐない』
10位 『チェチェンへ アレクサンドラの旅』
*次点 『12人の怒れる男』
*4位は同点で2作品

【2008年度文化映画ベスト・テン】
1位 『嗚呼 満蒙開拓団』
2位 『緑の海平線 〜台湾少年工の物語〜』
3位 『里山っ子たち』
4位 『いのちの作法』
5位 『シロタ家の20世紀』
5位 『柊の向こう側 〜ハンセン病患者・回復者の歩み〜』
7位 『木工芸 −中川清司のわざ−』
8位 『チョコラ!』
9位 『つみきのいえ』
10位 『腫瘍血管新生』
*次点『あぶあぶあの奇跡』
*5位は同点で2作品

関連写真

  • アイドル時以来の2ショット 小泉今日子と本木雅弘 
  • 「キネマ旬報ベスト・テン」表彰式 
  • 小泉今日子 
  • 本木雅弘 
  • 原田芳雄 

オリコントピックス

あなたにおすすめの記事

メニューを閉じる

 を検索