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　米ディズニー・チャンネルのオリジナル・ムービーとして誕生し、いまや世界的な人気を誇る『ハイスクール・ミュージカル』の映画化作品『ハイスクール・ミュージカル/ザ・ムービー』のワールドプレミアが米・南カリフォルニア大学にて現地時間16日（木）に開催され、日本からファン代表として安倍なつみが出席した。ワールドプレミア＆レッドカーペット初体験となる安倍は「初めてのレッドカーペットは貴重な体験でした。世界中のメディアから声をかけられてセレブになった感じです」と笑顔をみせた。

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　この日の南カリフォルニア大学のキャンパスには、作品のカラーでもある赤と白の服を着た熱狂的なファン1000人で埋め尽くされ、レッドカーペットにはテレビカメラ80台、スチールカメラ120台、Webカメラ40台など海外20ヶ国500人以上のマスコミが集まった。

　出演者が乗ったリムジンが長さ100メートルレッドカーペットに到着すると大歓声が巻き起こり、主人公トロイ役のザック・エフロン、ヒロイン・ガブリエラ役のヴァネッサ・ハジェンズ、シャーペイ役で若者のファッションアイコンになっているアシュレイ・ティスデイルら出演者がファンの熱い声援を受けながらレッドカーペットを歩いた。

　安倍は、作品のテーマ“卒業”にあわせて、さくらの花の模様が入った白い着物とエンジ色の袴姿でレットカーペットに登場。ワールド・プレミア＆レッドカーペットの初体験を「初めて参加したワールドプレミアの雰囲気は、今まで日本では経験したことのないものでした。会場に来ていた観客が、映画が終わると親子や友達同士でハイタッチしたりハグしたり、そんな光景がとても感動的でした」とコメントした。
　また、映画については「卒業と聞いてどんな終わり方かな、と思っていましたが、とにかく笑って感動しました。（私にとって）卒業って言うと、もちろん学生時代のこともありますが、6年間在籍したモーニング娘。のメンバーと離れる卒業が強く印象に残っています。なので、映画の登場人物に自分を重ね合わせてしまいジーンときました。それに、仲間っていいな！ってシミジミ思いました」と感想を語った。

　『ハイスクール・ミュージカル/ザ・ムービー』の日本公開は2009年2月7日。