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　女優の上野樹里が16日（土）、都内で主演映画『奈緒子』の初日舞台挨拶を共演者の三浦春馬らと行った。天才ランナー役を演じるにあたり何百キロも走りこみ、体を作ったという三浦の肉体について上野は「カチカチでした。叩いてもコンコンですもん」と回想。三浦が「もう（筋肉は）落ちちゃいました」と苦笑いすると上野は「素直な体ですね〜」としみじみ語り、さらに自身が陸上部で短距離を走っていたことから当時はムキムキだったというエピソードを披露した。

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　彼女の代表作でもある映画『スウィングガールズ』などで演じた明るいキャラクターではなく、今作では心に傷を持つヒロイン・奈緒子を演じた上野は、「今までは（役を）着こんでカメラの前に立っていたけれど、脱ぎ捨てて立ちたいと思った」と、素の自分が出る役作りを意識したことを告白。「走っている姿は体当たりなので、それだけで心が動かされる」と見所も紹介した。

　また上野自身も陸上部で短距離を走っていた事があったそうで「その時はムキムキ。（肩などが）凝りやすい」と告白。すると取材陣から「ムキムキ、コリコリ？」と珍質問が飛ぶと「コリコリはないかな」と顔を赤らめ、最後には「恥ずかしい」と会場を後にした。

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