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スタジオジブリの社長に、元ディズニー会長が就任

 スタジオジブリの社長、鈴木敏夫氏が退任することが、1日(金)同社ホームページで発表された。鈴木氏は、代表\\取締役プロデューサーに就任、「プロデューサーという立場に戻り、より一層映画制作に注力してゆく」と語っている。なお、元ウォルト・ディズニー・ジャパン会長の星野康二氏が新社長となった。

 新社長の星野氏について鈴木氏は、「ウォルト・ディズニー・ジャパンの最高責任者を八年間にわたり務めてまいりました。彼の長年にわたる経験が アニメーション映画の制作という原点を大切にした経営体制づくりに寄与することと期待しております」とホームページにコメントを寄せている。

 98年に星野氏は、鈴木氏と対談(オリジナル・コンフィデンス98.6.15号)しており、鈴木氏について「プロデューサーとして天才的」と賞賛している。また、07年3月に鈴木氏は、エンターテインメント業界のプロデューサーを顕彰する『渡辺晋賞』を受賞したことでも知られる。
<プロフィール>

星野康二(ほしの こうじ)
1956年5月7日札幌生まれ。81年創価大学卒業後、米国ニューヨーク州立大学でMBAを取得。
83年米国の建材メーカー、アームストロングに入社。カー ナビゲーションメーカーのアルパインを経て90年にウォルト・ディズニー・ジャパンに入社、レーザーデイスクのライセンスを担当する。同年ディズニー・ホーム・ビデオ・ジャパンに移籍。93年2月ホームビデオ部門代表となる。95年にヴァイス・プレジデントに昇格。98年シニア・ヴァイス・プレジデントに昇格。2000年全ディズニー・グループを統合し、ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社の代表取締役社長に就任。同時にエグゼキュテイヴ・ヴァイス・プレジデントに昇格。2007年6月会長に就任。2008年1月末をもってディズニーを退社後、スタジオジブリ代表取締役社長に就任。三鷹の森ジブリ美術館理事。

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