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『少年H』モスクワ国際映画祭公式会見で高評価

 ロシア・モスクワで開催中の第35回モスクワ国際映画祭GALA部門の上映作品に選出された映画『少年H』(8月10日公開)の公式会見が現地時間27日に行われ、降旗康男監督、松本基弘プロデューサー、伊藤伴雄プロデューサーが出席した。

赤の広場前での水谷豊と伊藤蘭 (C) 2013「少年H」製作委員会

赤の広場前での水谷豊と伊藤蘭 (C) 2013「少年H」製作委員会

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 参加したマスコミからは、少年Hを演じた吉岡竜輝の演技が高く評価されたほか、ラストシーンの意味への質問があがり、降旗監督は「戦争の後、廃墟から立ち上がる人々と、震災の後、人々が立ち上がろうというメッセージをこめてあのラストにしました」と答えた。そのほかにも作品に対しての深いやりとりが行われ、会見時間ギリギリまで質問が相次ぐなど、現地マスコミの作品への関心の高さがうかがえた。

 現地入りしている水谷豊伊藤蘭は、モスクワ市内で赤の広場、ボリショイ劇場なども観光。水谷は「人や街が受け入れてくれている感じがしますね。映画祭も含めモスクワ滞在は心の財産になります」。伊藤は「モスクワの景色を見ながら、心のシャッターを押しまくっています」と映画祭だけではなくモスクワ滞在を楽しんでいる様子。

 一方、この日行われた一般上映は、満席で通路に立ち見があふれるほどの大盛況ぶりをみせ、エンドロールでは拍手がわき起こり、見終わった観客の目からは涙が溢れる場面も多く見受けられた。

 この後、監督とキャストは現地時間29日の閉会式に参加予定。

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