人気アイドルグループ・AKB48のチームA、K、Bがそれぞれ一夜ずつ出演するスペシャルドラマ『So long！』（日本テレビ系）が、2月11日（月・祝）から3夜連続で放送されることが17日、わかった。3作品は共に涙をめぐる物語で、どのドラマが一番泣けるかを視聴者参加型形式で決めるチーム対抗となっている。

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　AKB48が、喜びや悲しみ、怒り、幸せといったさまざまな涙の演技で魅せる。これまでグループ全体で出演したことはあったものの、チームごとで展開するドラマは初。昨年11月に再組閣後の新体制をスタートさせた3チームのカラーが発揮される。

　チームA出演作は、恋と友情の物語。人付き合いが苦手でバレエに打ち込む高校生・川上双葉を演じる渡辺麻友と、バレリーナ・原樹里絵役の篠田麻里子を中心にストーリーが展開される。

　メンバーとの共演に渡辺は「普段ステージなどでは一緒に活動していますが、こうして演技をしている姿を見ることはなかなかないので、これを機に新しい一面が見られるんじゃないかな」と期待。劇中ではバレエに初めて挑むとあり「双葉はすごく才能のある女の子なので、演じ切れるように一生懸命練習したい」と意気込む。キャプテンの篠田は「台本読んであまり泣いたことはないですが、今回初めて感動して泣きました」といい、それゆえに「泣くシーンは感情移入するまでが難しいので、頑張ります」と気を引き締めた。

　チームKの作品は、大島優子と松井珠理奈扮する性格が対照的な姉妹がメイン。大島は「チームKは団結力が強いので、みんなで一つの作品を作っているという気持ちを込めたい」と対抗心をチラリ。妹役の松井は「優子さんのようなお姉さんがいればうれしいと思います。パフォーマンスなど尊敬しているところが多くあるし、優子さん自身、演技をたくさん経験されているので、その妹役として頑張らないと」と意欲を語っている。

　チームBは教師と生徒のやりとりを描く学園モノ。女子校に通う橋本飛鳥（島崎遥香）は、クラスの卒業を目前に退職する教師・小宮山薫（小嶋陽菜）が余命わずかだと知り、薫の退職に無関心なクラスメートの心をつなごうと奔走する。

　島崎は「ほかのチームよりもいい作品にしたいという気持ちをもって臨んでいます」と他チームにライバル心を燃やし「チームBは普段から学校みたいな雰囲気があり、セリフの決まっていないところなどは、みんないつもどおりにしています」とアピール。小嶋も「若いメンバーたちの個性がいっぱい出せたら。彼女たちの成長を感じられる機会」と見どころを語っている。

　スペシャルドラマ『So long！』は2月11・12・13日の午後11時58分〜。初回のみ深夜0時18分から放送。