俳優の松重豊が主演するテレビ東京系ドラマ『孤独のグルメ Season2』（毎週水曜　後11：58）がこのほどクランクアップ。1月期と10月期に2度実写ドラマ化され、一人飯を食べまくった松重は「3ヶ月で季節は大きく変わりましたけども、気が付いたらあっという間に駆け抜けた感じがします」と感無量。「24回食べたんですけど、“最後の締め”の食べ物を食べることもできましたし、何か１年食べて終わったなという気がします。非常に食べた１年でした」と振り返った。

　『週刊SPA!』（扶桑社）にて不定期連載中の同名漫画（原作・久住昌之、作画・谷口ジロー）を原作に、個人で輸入雑貨商を営む井之頭五郎（松重）が、仕事の合間に立ち寄った店で食事をする姿を描くグルメドキュメンタリードラマ。五郎が立ち寄る“店”はどれも実在する“店”で、放送後にその店の客が急増するなど大きな反響を呼んでいる。

　『Season2』では各話に甘味処が登場し、五郎が出張のため群馬県（第4話）や千葉県の十九里（第7話）を訪れ、五郎の事務所が初登場する（第9話）など、前作とは少し違ったストーリーが楽しめた。さらに、19日放送の第11話では、北千住のタイ料理店で映画『鈴木先生』に主演する長谷川博己が男性一人客として登場。26日放送の最終話・三鷹編では原作者の久住氏がドラマ本編に出演し有終の美を飾る。