奥田民生、木村カエラ、西野カナらが所属する大手芸能事務所ソニー・ミュージック・アーティスツ主催の女優発掘オーディションの優秀者14名による演劇集団・劇団ハーベストが29日、都内でお披露目された。実力派女優育成を目的に結成され、今後3月の旗揚げ公演を皮切りに定期的に上演。舞台での評価が高かった女優1名は、今夏放送予定の地上波ドラマへのヒロイン出演が約束されており、最年長でリーダーの青山美郷（17）は「支えてくれるスタッフさんや家族からの気持ちを忘れずに、一生懸命頑張ります」と初々しく意気込んだ。

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　劇団メンバーは昨年夏に実施されたオーディション「アクトレース」応募者1万1704名の中から書類・実技審査を通過し厳選された青山、広瀬咲楽（14）、篠崎ニイナ（12）、久保田紗友（12）、宮武佳央（12）、布施日花梨（14）、川畑光瑠（13）、若菜葵（15）、松永ミチル（14）、西園瑠花（14）、加藤梨里香（13）、高橋紗良（13）、望月瑠菜（14）、山本萌花（15）の14名。劇団名には“Her best＝それぞれにベストを尽くし切磋琢磨する”“Harvest＝育成の成果（収穫）を舞台で観てもらう”という意味があり、観客に直接演技を観賞してもらうことで経験値を重ねていく。

　お披露目会見ではそれぞれが自己紹介を交えつつ、同事務所のお笑いコンビ・響とともに基礎レッスン中の瑞々しい演技を公開。女優・綾瀬はるかを目標にステージに立った広瀬は「緊張したんですけど、響さんのおかげで楽しくできました」と安堵し、憧れは新垣結衣という篠崎も「みんなで楽しくできてよかったです！」と笑顔をみせた。

　この日はタレント・徳光和夫が司会を務め、先輩女優である倉科カナ、橋本愛、ピン芸人のAMEMIYAから応援メッセージが寄せられた。劇団ハーベスト旗揚げ公演『開演します！〜girl's up！up！〜』は、東京・WoodyTheatre中目黒にて3月30日（金）より上演。