女優の新垣結衣が15日、都内で行われた映画『麒麟の翼』完成披露試写会舞台あいさつで今年は「食生活を改める」と宣言した。新垣は「好きなものを継続して食べると体に悪そうなものばかりで。動物性の脂ばっかりなので、中身からもキレイになりたい。実は中身がドロドロしてるんです…」と苦笑混じりに語った。

【写真】その他の写真を見る

　作家・東野圭吾がデビュー当時から描き続ける刑事・加賀恭一郎シリーズで、2010年に阿部主演でドラマ化された『新参者』の続編となる同作。東京・日本橋の翼のある麒麟像の下で発見された男性の刺殺体の犯人をめぐり、事件を解き明かしていくミステリーに、主演の阿部寛は「大スクリーンで帰ってきました。より、濃い人間ドラマになってる」と胸を張った。

　今作では、ミステリーの醍醐味はもちろん、家族や恋人の絆も描く感動作になっており、新垣は「みなさんにも大切な人がいると思う。そういう人たちと限られた時間を過ごしてほしいので、この映画が歩み寄るきっかけになれば」とアピール。阿部も「日々の生活で恥ずかしがったり遠慮するけど、伝える時に伝えないと距離が空いてしまったり、いなくなってしまう。その大事さや思いをもう一度考え、気付いていただける作品になってる」と呼びかけていた。

　舞台あいさつにはそのほか松坂桃李、三浦貴大、田中麗奈も登壇し、主題歌「sign」を歌うJUJUによるライブも行なわれた。映画『麒麟の翼』は1月28日（土）より上演。