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大河ドラマ主役の上野樹里&松山ケンイチがバトンタッチ

 現在放送中のNHK大河ドラマ『江〜姫たちの戦国〜』で主人公・江を演じる上野樹里と、来年の同ドラマ『平清盛』主演の松山ケンイチが6日、東京・渋谷の同局で行われた「主役バトンタッチ式」に出席した。上野は「今までにない松山さんが見られると思う。日本中のみなさんが期待していると思うので頑張って」とエールを送り、松山は「励ましの言葉をもらって嬉しく思い、気が引き締まります」と感謝した。

NHK大河ドラマ「主役バトンタッチ式」を行った、(左から)来年主演の松山ケンイチと、現在主演の上野樹里 (C)ORICON DD inc.

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 真っ黒に日焼けした扮装姿の松山に、上野は「『江』とは違う作風になると思う。『江』とは描写が全く違う世界が見られると思うので、楽しみ」と期待。また1年以上に渡る撮影を全うした“先輩”として「健康にいいことはみんなで情報交換して試したり、メンタル的なバランスを保ってやることも大事。大声を出すこともあると思うので、のどのケアもしていただきたい」とアドバイスを送った。

 51作目の大河ドラマの主役を張る松山は「50年も、勇気や元気、前向きな気持ちを伝えているドラマ」と改めて同ドラマの歴史を振り返り「ドラマや映画って、心の栄養剤だと思ってる。被災された方や、心が疲れている方にとって、僕らが一生懸命表現すれば届くと思っている。このドラマには『生きることに夢中になってみよう』っていうテーマがあるので、たくさんの方に観ていただきたい」とアピールした。

 また体調面のアドバイスを上野から受けた松山は「食事のことも気を遣ってる。あと、大事なのは(時間が)押さないこと。きちんと帰って寝ることが大事だと思う。そうですよね、撮影のみなさん!」とスタッフに向かって呼びかけると、上野は「撮影の時間は読めないですね〜。役者陣が主張して守っていただければ」と苦笑交じりにお願いしていた。

 恒例となっているそれぞれのドラマの舞台となる地域の名産品交換では、上野が劇中で養父・柴田勝家や母・市らと過ごした故郷、福井県の「越前ガニ」を贈呈。松山からは舞台の1つとなる広島県の名産品「熊野筆」が贈られた。

 大阪夏の陣で江と姉・淀(宮沢りえ)との別れが迫っている大河ドラマ『江〜姫たちの戦国〜』最終回は11月27日(日)放送。『平清盛』は1月8日(日)午後8時より放送(初回は73分の拡大版)。

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