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『平清盛』で松山清盛と加藤兎丸が対決! 大河ドラマ史上最大規模の海上ロケを敢行

 広島県呉市内で行われている2012年のNHK大河ドラマ『平清盛』の宋船ロケが11日、公開された。1135年初夏、20メートル級の宋船・通称「ジャンク船」上で清盛(松山ケンイチ)ら平氏軍が西海の海賊・兎丸(加藤浩次)らと死闘を繰り広げるシーンで、松山は「思った以上に壮大」、加藤も「このスケールには驚きました。大河ドラマ恐るべし」と舌を巻く大河史上最大規模の海上ロケとなった。

大河ドラマ『平清盛』で海戦ロケに臨む松山ケンイチ(写真右)と加藤浩次

大河ドラマ『平清盛』で海戦ロケに臨む松山ケンイチ(写真右)と加藤浩次

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 全長約22メートルの宋船、同約15Mの大型和船、同約10Mの中型和船、同約7Mの中くり船、同約5Mの小くり船など古船8隻を新たに製作。桟橋に船を固定しての撮影が2日間程度、洋上で9日間程度を要する大規模ロケには、松山、加藤をはじめ中村梅雀、上川隆也、阿部サダヲ、豊原功補のほかエキストラ約90名が参加した。

 松山はジャンク船を「平安期には、こういう船で宋(中国)と日本を行き来していたんだという説得力のある船でした」と感嘆。兎丸との対決シーンでは「清盛自身が幼少期から抱くコンプレックスや自分の弱さと対決する大事な部分。清盛はここから大人になっていくので、しっかりと子供(弱い心)の部分に決着をつけたいと思っています」と心の葛藤もしっかり演じた。

 対する加藤は「船もさることながら、これだけのスタッフやカメラの数に囲まれた現場は経験したことありません。ドキドキしました、失敗できませんね」と普段と勝手の違う現場にとまどい気味。さらに「まだ関西ことばが確立されていた時代ではなかったようですが、ドラマでは若干なまりを出す必要があってそこが問題ですかね…」と言葉に不安を抱え、「関西芸人に関西ことばのことでブーブー言われるのが一番腹立つ」と苦笑いしていた。

 不安な加藤をよそに松山は「兎丸を演じるのが加藤浩次さんでとても嬉しいです。兎丸の扮装もユニークで面白い。自由な感じがしますよね。存分にぶつかっていきたいと思います」と撮影を堪能。加藤も衣装はお気に入りで「兎の耳や往年のMCハマーを彷彿させるこのパンツ。いいでしょう? 特に片方が折れている兎の耳が気に入っています。小道具さんの思いつきかと思えば、これにもちゃんとストーリーがあるんです」と得意げに語った。

 さらに自身の扮装に気を良くした加藤は「どうですか? ロン毛も似合うでしょう?」とノリノリ。某大ヒット映画を例に出し「『コージー・デップ』とか『パイレーツ・オブ・コージー』みたいな」と満足げに話すと、「ピリピリせずリラックスして撮影に臨めているので楽しいです。これからも1シーン1シーン気持ちを込め、死んでいなくなる時期が1回でも遅くなるように頑張ります」とアピールしていた。

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