興行通信社による6月4〜5日の全国映画動員ランキングは、『パイレーツ・オブ・カリビアン／生命の泉』(3週目)が、2日間で43万5821人を動員し、2位以下の作品を寄せ付けず、3週連続で首位を獲得した。興行収入は6億9238万円。5月20日の公開日からの累計では動員330万2634人、興収50億3317万円を突破し、今年の公開作で初の50億円超えを達成した。

　新作は3作品がランクイン。2位は北川景子＆向井理の共演が話題の『パラダイス・キス』。全国303館で公開され、初日2日間成績は動員15万人、興収2億円を超える大ヒットスタートとなった。

　3位はAKB48の前田敦子や峯岸みなみが野球部の女子マネージャー役に扮する『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』。累計発行部数268万部の大ベストセラー・ビジネス＆青春小説の映画化。弱小野球部のマネージャーになった女子高生が、経営学の父・ドラッカーの「マネジメント」に出会い、“甲子園出場”という目標に挑んでいく物語。全国320スクリーンで公開され、2日間の成績は動員14万2592人、興収1億8073万5100円だった。

　9位には戦国時代に活躍した歴史上の武将たちを描いた人気時代劇ゲームの映画化『劇場版　戦国BASARA−The Last Party−』が初登場。これまでにもコミカライズや舞台化、テレビアニメ化など、さまざまなメディアミックスを展開してきたが、今回の劇場版では天下分け目の地・関ヶ原を舞台に、伊達政宗、石田三成、徳川家康らの戦いを描いている。

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