俳優の山崎賢人(16)と女優の橋本愛(15)が、人気作家・綾辻行人のベストセラー小説を映画化する『Another アナザー』(古澤健監督、2012年初夏公開)にダブル主演することが24日、わかった。二人はドラマや映画でデビューしたばかりの新人ながら、映画『管制塔』(4月9日公開)に続いて、2度目のダブル主演での共演。「もしかすると三度目の正直があるかも、と二人で苦笑した」という。将来を嘱望されているフレッシュなゴールデンコンビが、新たなホラー旋風を巻き起こす。
山崎は、2009年12月から雑誌『ピチレモン』のメンズモデルとして誌面を飾り、昨年のドラマ『熱海の捜査官』(テレビ朝日系)、『クローンベイビー』(TBS)にレギュラー出演して、その存在を印象づけた新人俳優。
橋本は、昨年公開の映画『告白』の学級委員長役に抜擢され、孤独な少女を演じた存在感と目ヂカラで一気にブレイク。今年は主演を務めた『管制塔』『アバター』、竹野内豊らと共演した『大木家のたのしい旅行 新婚地獄篇』が公開されている。
「山崎くんと半年も経たずに再び共演するなんて、はじめは驚きました」と橋本。昨年12月に北海道・稚内で撮影した『管制塔』からわずか4ヶ月。4月から始まった『アナザー』の撮影は、三重県伊賀市にてオールロケで撮影が行われた。山崎は「愛ちゃんをはじめ自分と同世代のキャストがたくさん出演しているだけに、部活の合宿みたいで楽しかった。人を怖がらせるために、みな真剣になっている現場はとにかく面白くて、本当に中身の濃い1ヶ月でした」と振り返った。
同作は、山間の地方都市の中学校に転入してきた主人公・榊原恒一(山崎)が、クラス(3年3組)にまつわる謎と、次々と起こる死の連鎖に挑んでいく学園ホラーミステリー。物語の鍵を握る眼帯をした謎の美少女・見崎鳴を演じた橋本は「監督が思い描く“鳴”に少しでも近づけるように頑張りましたが、自分なりに悔いのない演技ができたと思うので、映画の完成が本当に待ち遠しい」と語っていた。
山崎も「普段ほとんど小説を読まない自分でも、700ページ近くある分厚い原作を3日で読破してしまったくらい面白い物語ですが、映画もまた凄いことになっています。まだ明かせない事だらけですが、ぜひご期待下さい!」と自信をのぞかせていた。
文芸誌『野性時代』(角川書店)に2006年8月号から2009年5月号まで連載され、2009年10月に単行本化された原作小説は、宝島社の『このミステリーがすごい!2010年版』で第3位にランクインするなど各方面から絶賛され、月刊漫画誌『ヤングエース』(角川書店)では清原紘氏によるコミカライズが連載中。アニメ化も決定している。
恐怖描写に定評のある古澤監督が演出する実写版『アナザー』では、「『リング』、『着信アリ』で日本のみならず世界中でホラーブームを巻き起こした大ヒットシリーズを凌駕する、新たなムーブメント」(小林剛プロデューサー)を目指す。角川映画(製作)と東宝(配給)のタッグで、来年初夏に公開される。
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山崎は、2009年12月から雑誌『ピチレモン』のメンズモデルとして誌面を飾り、昨年のドラマ『熱海の捜査官』(テレビ朝日系)、『クローンベイビー』(TBS)にレギュラー出演して、その存在を印象づけた新人俳優。
橋本は、昨年公開の映画『告白』の学級委員長役に抜擢され、孤独な少女を演じた存在感と目ヂカラで一気にブレイク。今年は主演を務めた『管制塔』『アバター』、竹野内豊らと共演した『大木家のたのしい旅行 新婚地獄篇』が公開されている。
「山崎くんと半年も経たずに再び共演するなんて、はじめは驚きました」と橋本。昨年12月に北海道・稚内で撮影した『管制塔』からわずか4ヶ月。4月から始まった『アナザー』の撮影は、三重県伊賀市にてオールロケで撮影が行われた。山崎は「愛ちゃんをはじめ自分と同世代のキャストがたくさん出演しているだけに、部活の合宿みたいで楽しかった。人を怖がらせるために、みな真剣になっている現場はとにかく面白くて、本当に中身の濃い1ヶ月でした」と振り返った。
同作は、山間の地方都市の中学校に転入してきた主人公・榊原恒一(山崎)が、クラス(3年3組)にまつわる謎と、次々と起こる死の連鎖に挑んでいく学園ホラーミステリー。物語の鍵を握る眼帯をした謎の美少女・見崎鳴を演じた橋本は「監督が思い描く“鳴”に少しでも近づけるように頑張りましたが、自分なりに悔いのない演技ができたと思うので、映画の完成が本当に待ち遠しい」と語っていた。
山崎も「普段ほとんど小説を読まない自分でも、700ページ近くある分厚い原作を3日で読破してしまったくらい面白い物語ですが、映画もまた凄いことになっています。まだ明かせない事だらけですが、ぜひご期待下さい!」と自信をのぞかせていた。
文芸誌『野性時代』(角川書店)に2006年8月号から2009年5月号まで連載され、2009年10月に単行本化された原作小説は、宝島社の『このミステリーがすごい!2010年版』で第3位にランクインするなど各方面から絶賛され、月刊漫画誌『ヤングエース』(角川書店)では清原紘氏によるコミカライズが連載中。アニメ化も決定している。
恐怖描写に定評のある古澤監督が演出する実写版『アナザー』では、「『リング』、『着信アリ』で日本のみならず世界中でホラーブームを巻き起こした大ヒットシリーズを凌駕する、新たなムーブメント」(小林剛プロデューサー)を目指す。角川映画(製作)と東宝(配給)のタッグで、来年初夏に公開される。
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2011/05/25