俳優の岡田将生（21）と仲里依紗（21）が18日、都内で行われたドラマ『ヤング ブラック・ジャック』（日本テレビ系　23日　後9：00〜）の記者会見に出席。岡田とは映画『ハルフウェイ』（2009年）以来の共演となる仲は「あの頃はイキがってたよね。お互い人見知り同士だったので、感じいい印象がなく怖かった」と当時の印象を回顧。かと思えば「今はすごい大人になって、ブラック・ジャックも元がいいから素敵だった。親に感謝だね」とベタ褒めし、仲のペースに巻き込まれっぱなしの岡田は、司会者からの質疑応答にも上手く答えられず、終始タジタジだった。

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　原作は、巨匠・手塚治虫が1973年より『週刊少年チャンピオン』で連載していた不朽の名作。高額な報酬を要求する無免許の天才外科医ブラック・ジャックの誕生秘話を掘り下げる医療ヒューマンドラマ。ブラック・ジャックがなぜ無免許の医師になったのか、なぜ法外な治療費を請求するのか？というこれまで語られなかった過去をオリジナルストーリーで展開し、ライバル“ドクターキリコ”との因縁も明らかになる。

　医学生時代を演じる岡田は、さっぱりと短くなった髪と黒衣装で登場し「やるとなったらすごいプレッシャーで。これはヤバイと思って、原作や台本を読んで役を作った。自分の中で思い入れのたくさんある作品になった」と手応え十分。一方の仲は「最初はピノコをやるのかと思ってました」と会場の笑いを誘い「ファンの人も楽しめるし、知らない世代の人には知るきっかけになれる。命の大切さを学べるドラマ」とアピールした。

　会見中も仲のペースに流されっぱなしの岡田だったが「ベタ褒めされると、やっぱ嬉しいですね」とニンマリ。この日は試写会を鑑賞した一般客からの質疑応答が行われたが、岡田は終始ローテーションで、うまく応えをまとめきれず見切り発車な回答を連発。会場から静かに失笑が漏れると「このテンションにも、言ったことにも反省してます。僕、人前はやっぱダメだね…」と“人見知り”ぶりを発揮していた。