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朝海ひかる、復興へ向かう故郷・仙台を思い 「かえって励まされる」

 スタジオジブリ作品初のミュージカル公演『おもひでぽろぽろ』の公開リハーサルが14日、東京・天王洲 銀河劇場で行われた。出演者は今回の東日本大震災直後の3月15日から秋田で稽古に励んでおり、主演を務める宮城県出身の元宝塚トップスター・朝海ひかるは自身の故郷でもあり復興に向けて進む仙台について「かえって自分が励まされているような感じ。いろんな人の思いを聞くと考えさせられ、反省させられますね」と静かに語った。

故郷・仙台への思いを語った朝海ひかる(左)と三重野葵 (C)ORICON DD inc. 

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 同ミュージカルは秋田を拠点に活動する劇団わらび座の創立60周年記念作品として企画されていたが、3月11日の東日本大震災に伴いその他の企画を含め今年の記念公演はすべて自粛。わらび座キャストの出演による秋田公演(仙北市・わらび劇場 5月8日より上演)からは復興支援公演として収益の一部が義援金に充てられるほか、東京公演でもわらび座、同劇場とともに主催する日本テレビの『24時間テレビ チャリティー』の募金箱が会場に設置される。

 1991年に公開されたジブリの同名アニメーション映画を原作にした同ミュージカルは、現況に物足りなさを抱く27歳のOL・タエ子(朝海)が幼い頃からの憧れだった田舎の地・山形を訪れ、蘇る自身の小学5年生の“思い出”を乗り越えて新たな生き方を見つめ直す様子を描く。

 リハーサルにはほかに、タエ子の母と田舎のばっちゃの2役を演じる宮城県出身の杜けあき、トシオ役の三重野葵が出席。杜は風邪による体調不良で報道陣によるインタビューを欠席した。舞台『おもひでぽろぽろ』の東京公演は同所にて16日(土)〜29日(金・祝)に上演。

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  • 故郷・仙台への思いを語った朝海ひかる(左)と三重野葵 (C)ORICON DD inc. 
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